郵政民営化の「時計の針」は10年以上前に?

先般、日本郵政の社長人事にはたまげましたねを書きました。

この人事を踏まえ大前健一氏が、「小泉政権の目玉だった郵政民営化の流れを、民主党政権は“逆向き”に大きく舵を切った。郵政民営化の「時計の針」は10年以上前に戻ることになる」という趣旨を、
日本がアルゼンチンになる日の予感がするの中でコメントしています。恐ろしいタイトルですが、その可能性は否定できないと考えます。

今後は「大きな政府」「国債増発・財政赤字拡大」なのか?結果や如何に?でも財政赤字拡大が円安・景気拡大につながって、意外にも相場には結構良かったりしてね???わからんな、全然。

戦後、吉田茂内閣後に発足した、鳩山一郎内閣。吉田内閣と差別化せんがため、それまでの流れを否定し発足したわけだが、この流れをイメージさせるな、 足元の鳩山内閣は。前例否定・過去戻りという点でね。

当時の日本は高度経済成長の入り口だったから良かったが、これからはどうか?ほんと、どうなるんだろなぁ?日本は。

Comments

  1. みうみう says:

    大前さんは、私も尊敬する人ですが、こと郵政の問題に関しては、全く見解が違います。
    小泉・竹中の市場原理主義は、崩壊したのですよ。
    郵政民営化で成功した国家もありません。成功例と言われたニュージーランドも、結局失敗しました。
    ドイツも、民営化して苦しんでいます。ちなみに、米国は依然として国営化のままです。
    西川さんもやめて当然でした。あの人は郵政を私物化した人ですから。古巣に便宜を図ったことをご存知ないのですか?
    繰り返しますが、郵政民営化は間違いであり、小泉さんの郵政選挙で、刺客騒動に熱狂した国民は、今そのツケを払っているのですよ。

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