ブラジル投信が超人気というが・・・

足元で、ブラジル・レアル建て投信が超人気の模様。特に野村證券が無茶苦茶ハッスルしている様子。

これをみてある年配の人がポツリとつぶやいた。「昭和の時代、野村が特定の株式を集中推奨販売している状況と同じだな。ブラジルにお金が集中する状況は」と。

うーむ。なるほどなと思った。

これは国債の話だけど、先進国国債の市場規模は1400兆円であるのに対し、新興国のそれは100兆円程度とのこと。先進国を大型株とすると、新興国は所詮、中小型株みたいなもの。特に流動性については。結構怖い気もする。資産バブルというより、資金集中バブル。

歴史は繰り返すということか。

以下、ロイターのニュースから引用。
2010年2月 5日
野村證券が募集し、きょう設定された「野村ブラジル・インフラ関連株投信」(設定は野村アセットマネジメント)の設定額が796億1788万円と、800億円近い大型設定となった。

2010年 02月 24日
野村證券募集の「新エマージング債券投信」、約1211億円集める大型設定に。最も大きな設定になったのはブラジルレアルコースで、758億円

Comments

  1. 3,4年前のベトナムと同じ香りがしますね

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