渡辺淳一「幸せ上手」とダーウィン

渡辺淳一の新著「幸せ上手」を読みました。「幸せとは何か」「如何に幸せをつかんでいくか」に加え、氏の独壇場である(?)女性論、男性と女性の思考・感性の違いも踏み込んで説明している。
この本はあっという間に読み終わった。なかなか良かった。お勧めです。ちなみに「鈍感力」も読みました。こちらも面白かった。

さて、これは相場の本ではないわけですが、「幸せ上手」に引用されている下記のダーウィンの言葉が印象に残った。

「この世にいる生き物、長い地球の歴史の中で生き残ってきた動物は、強い生き物とは限らない。また賢い動物でもない。それより、その時々の変化に対応できた動物だけが、生き残ることが出来たのだ」

読んでいくうちに、あれ?なんでこんなところに投資家・相場師に向けての言葉が載っているんだろうと思えてならなかった(笑)。重なりますよね。「動物」を「投資家・相場師」に置き換えてみると。

しかしこの言葉、確か以前、誰かが紹介してたなぁ・・・・・ と思っていたら、わかりました!!小泉首相が国会で演説してましたね。調べたら、平成13年9月27日の第百五十三回国会における所信表明演説において、ダーウィンの進化論の言葉ということで、よりシンプルな言い回しでこの趣旨を述べていた。
政治も相場も、変化に対応できる生き物 でないとダメ?そのあたりの共通点はイマイチ不明だが。

しかし小泉政権発足からもう9年か・・早いなと。

取り留め止めがなくなりました。この辺で。

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