浜口です。先週あたりはマーケットが大荒れで、「ユーロ崩壊」まで言う人がいたのには驚いた。2年ぐらい前は、ユーロはドルに変わり基軸通貨たるという人もいたのにね。でもここで、あらためて、ユーロの生い立ちを考えてみると良いと思う。
1900年代に欧州では、第一次世界大戦と第二次世界大戦、2回の戦争という悲しい出来事があった。もう戦争はこりごり・・・・・。欧州地域の平和達成の悲願としての通貨統合。ここから、ユーロが成立した。マルクが差し出された。つまりユーロは平和の象徴。何十年もかけて、やっと統合した。
とてもとても重いって。ユーロ発足の経緯。これがそんなに簡単に、崩壊してしまうのか?
今後ユーロのことを考える上で、このことは念頭に置いたほうが良いと思う。
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