ユーロが下げ止まりませんね。ギリシャ国債のデフォルトのリスクは、PIGS不履行リスクは、事実上ゼロになった?で書いた通りと考えます。
しかし、です。デフォルトのリスクはさておき、ポルトガルあるいはスペインは早晩、格下げになりそうらしい。もっともこの状況は、為替市場では既に広く認識されている。しかしそうなった場合、さらなる格下げがあるのではとのムード・懸念が台頭する可能性が高い。かかるイメージを強化するような報道・情報が流布される可能性もまた高い。
そこを投機筋が狙いユーロ売りを仕掛けてる、あるいはユーロを買っている向きが投げさせられてる・・・こんな構図のようですね。
まあ、当局に喧嘩を売るようなポジションが報われるとも思えないが・・・最も投機筋は、そのことは十分理解したうえで仕掛けているのでしょうから、当方があれこれ言う話でもないが・・・・火中の栗も、結構おいしいと言うことか?
欧州当局が対策を打つ中で、ユーロ安が加速している。逆に最終局面も近いようにも思えますが、さあどうか?
Speak Your Mind