現在の相場の印象。「まあこんなもんだ」と。以下、雑感。
経済・市場は正常化の過程でも書きました。足元の相場は、この範疇を出ているものではない。基本的にはこの考えで良いと思う。
現状は経済復興・景気回復過程の中での不安定なワンシーン。だんだんと安定を取り戻していく。日米とも株式市場は、2009年3月以降1年以上、率にしてボトムから60%近く戻っていた。調整が必要な局面と、ギリシャ問題拡大懸念が重なった。
ボラティリティが非常に高いので、下がってくると「お先真っ暗」的な報道・コメントが出てくるが、これも毎度お馴染み、というかワンパターンの印象。一年に一度くらいのショック安があると、常にこんな感じ。いつも通り。
順張りでのっかるスタイルの運用の人はこの相場を利用すれば良いし、そうでない人はやり過ごせば良いと思う。それだけ。
ユーロ安の「避難通貨」としての円高はだんだんと収束、その後はむしろ日本の財政などから、円安を心配しなくてはならない局面になるのではと。
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