浜口です。デフレ=円高?の追加説明。
例えば物価上昇率。仮に日本は1%、アメリカは5%とします。インフレ率の差が4%ある。この状況では年間4%、円高になる。これが購買力平価の考え方ですね。
しかし現状は、物価上昇率は日本はマイナス。アメリカはプラス。この「経済がデフレ状況にある国の通貨が、インフレ率格差の分強くなる」という考え方に違和感がある。イマイチ納得がいかないんですよね。インフレ率が低いとはいえ、「経済が縮小中である国の通貨が買われる」という状況・考え方に。
「日本のデフレは期間限定、何十年にも渡って起こるというイメージではない。ゆえに一時的なデフレ局面下で、円が一時的に買われている」・・・このようなロジックなんでしょうな。野村證券の木内ストラテジストの見解は・・とまずは理解してみる。
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