浜口です。角山さんやふり~パパさんから、日本株は新安値をつける銘柄数が結構多く、市場のムードが良くないとのコメントがありました。まあ、そんな感じですね。先週金曜は実際、全業種とも下落とのことですし。円高による業績懸念もあるのでしょうが、金融機関の持ち合い解消売りを吸収し切れてない部分もあるんでしょうかね。
さて一方で日経ヴェリタスの10/17号に、大和証券の木野内さんが日本株について、03年に類似の上昇サインという寄稿をされてます。最近、2003年との類似点が目立ってきたとして、下記を指摘されてますね。
1. 直近になって、米国景気の底入れ時期が確定された。
2. M&Aの報道事例の増加
3. 韓国やインドなど、資本財のウエイトが高い市場が堅調
4. REIT市場が堅調
そして「03年には、韓国株やREIT指数に数ヶ月遅れて日経平均が上昇した。筆者は今年も日本株が本格上昇するサインが出始めてると期待している」とのご託宣。
まあ、世界的な金余りの渦中です。米国株式も「景気2番底懸念で売り」が、「景気鈍化に伴う金融緩和で買い」とセンチメントが簡単に変わってしまう状況。風向きが変われば日本株も・・となっても不思議ではないと思うんですけどね。
2010年10月17日
日本株に03年類似の上昇サイン
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