本日の日経ヴェリタスで、ITCインベストメント・パートナーズの岡崎良介さんが、日経平均の予想高値は1万9500円程度。14年にピーク、1万8500円~2万500円との分析を披露されてましたね。
「循環論で占う上昇相場の行方」という寄稿の2回目。おおまかな根拠は下記。
①これまでのアメリカの経済危機(世界恐慌・石油危機・ITバブル崩壊)におけるアメリカ株の「危機時の下落率」を横軸、「回復後の上昇率」を縦軸としグラフを作成すると、右肩上がりの直線が引ける(つまり相関係数は1)。この直線(回帰直線)の算式から逆算すると、SP500はここもとのサブプライム問題後のボトムから2.55倍の水準までの上昇が見込まれる。将来予想される高値は1700。現在は1300なので、400ほど上昇余地がある。
②アメリカ株と日本株も相関関係が高く、相関係数は0.792。これを踏まえ、①のアメリカ株の回帰直線算式を日本株に当てはめ作成し逆算すると、日経平均の予想高値は1万9500円程度と算出される。
③岡崎氏はアメリカ株の高値は13年終わりから14年初めと考えているので、日本株の高値もそのときと相前後する。
④最大のリスクは、中国のインフレ。
参考になりました。詳しくは、2月13日号の日経ヴェリタスをご覧ください。
2011年2月13日
日経平均、予想高値は1万9500円程度?
投資日記ステーションの更新情報を受け取る
Facebookページで最新情報をお知らせしていきますのでぜひご参加下さい。
Speak Your Mind