東日本大震災が経済や株式市場にもたらす影響

浜口です。下記は東日本大震災が経済や株式市場にもたらす影響について、本日現在で分かる数値を、ピックアックしたメモ。
当方が本件で何か聞かれたときにすぐ回答出来るよう、こしらえました。ご参考まで。
但し今後、次々とエコノミスト・ストラテジストが新しい数値を出してくると思う。あくまで、3月16日現在のメモとご理解ください。
・地震の影響:2011年GDP成長率を0.2%~0.4%押し下げ(野村)0.3%の押し下げ(JPモルガン)。⇒日本の2011年GDP成長率は1.6%前後。
・計画停電が4月末まで、毎日3時間続くと、1年間のGDPの1.04%が失われる(三菱UFJMS証券の試算)。
・インフラの被害は、阪神淡路大震災が10兆円。今回は10兆円から15兆円がエコノミストの現状のコンセンサス。
・被害地域の経済規模:県民総生産は宮城岩手福島3県が20兆円。兵庫県の19兆円より、やや多いぐらい
・阪神淡路大震災のときは、95年の1月の鉱工業生産指数は前月比-2.6%。2月以降は回復、3月には94年12月の水準を回復。今回は原発問題があるので、どのくらいのプラスアルファの期間を見込むべきか?
・95年以降、死者500人を超える地震は世界で11件。株価は、平均指数ベースで、30営業日で3%今日下げた後、70営業日で地震前の水準に戻った。

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