JR四国・予讃線下灘駅

浜口です。当方、ブログ投稿、これが500回目です!2007年5月11日からだから、約4年越しかな。永くお付き合いいただいている方、ありがとうございます。

500回記念、かつGWスペシャルということで、したためておいたネタを(相場の話ではありません、悪しからず)。当方、今年の2月、愛媛は松山に出張した折に、予讃線下灘駅に行ってきました。まずは以下、Wikipedeaの抜粋から。
下灘駅(しもなだえき)は、 四国旅客鉄道(JR四国) 予讃線 の駅である。ホームから国道を挟んですぐ 伊予灘 の海が広がっているので、ホームからは広い海を眺める事ができ、駅周辺は鉄道写真の撮影名所の一つとしてもファンに知られている。このため、青春18きっぷのポスターに当駅が度々登場し、 鉄道ファンの間ではかなり有名な駅となっている。 2007年 8月8日 のザ・ベストハウス123 で「一度は降りてみたい!日本の美しい 無人駅BEST3」として紹介された。
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上記の如く、下灘はテツに人気のある駅。当方、昼間の約1時間半、この駅に降りたった。寒いかな?退屈するかな?とも思ったが、全くそんなことはなく、素晴らしい、豊穣の時を過ごした。ここが人気があるのが、良く分かった。写真を。

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下灘駅ホーム越しの景色。海も空も、きれい。青が冴える。写真を見ると、小さなカップルが寄り添っているように見える。良いムードでしょう?でも実際は、小学生の兄弟だったな。でも、これもほほえましく映る。下灘駅マジックだな。

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左右の端に、男性が座ってる。これも結構、様になる。S&GのBookendsという曲、ご存知ですか?「老人がベンチの左右の端に座っている。その様がブックエンドのようだ」と・・・。

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下灘駅に、松山行きの気動車が到着。一両だけ。駅と景色にピッタリ合ってる。列車が来る時刻になると、どこからともなく、乗客が集まる。ほのぼの。優しそうなムード。

当方も、下灘駅ホームのベンチにたたずむことに。無人駅。近くの自動販売機で暖かい缶コーヒーを買い、海を眺めながら、ベンチでいただく。これでもう十分、ああ、癒される。非日常の極みかな、当方にとって。駅はほぼ完璧な静寂に包まれてる。予讃線の気動車が行ってしまうと、この丘の上の駅は無音となる。波の音はほとんど聞こえない、そんな高さにある。おそらく、これは冬だからだろうな。夏はセミや虫の声が、にぎやかかもしれない。

ここから見える海は、瀬戸内海。とにかくきれい。駅からの見晴らしは、抜群に良い。当方しばらくして、海岸に近づこうと、駅のかなり下の国道まで歩いた。岩場の海は透明度がとても高い。小魚がみえるし、鮮やかな小さなフグも泳いでいるのに驚いた。駅に戻る近道にはクモの巣が張り巡らされており、見ると大きな虹色のクモが番人の如く、いた。ここは人間よりも、クモ優先なんだな・・・と当方遠慮し近道は断念、来た道を駅に戻った。

下灘駅は、人気者。ここを目掛けて訪れる人は、ポツポツいる。列車の本数が少ないせいか、多くは、車で来る。愛媛ナンバー、高松ナンバーなど。四国の人が、ドライブついでにちょっと立ち寄る、そんな場所なのかな。みな、駅前に停車し写真を撮り、しばらくすると去っていく。当方のような長居は、あまりしない。カップルもやって来て、やはり写真を撮ったりするが、気持ちは良く分かる。だって、それはそれは、ロマンチックな駅だもんな。ここは、女性が喜ぶって。夕焼けのときはとても、きれいだろうな。

当方、写真の気動車の次に来た列車で、松山に向かった。予讃線下灘―松山間28kmを、45分かけて走った。ずいぶんノロいが、だからこそその分、瀬戸内海を堪能できるというもの。松山駅に到着すると、気動車を「瀬戸の花嫁」の音楽が迎えてくれた。小柳ルミ子の歌入りではなかったが。これは香川、高松駅も同じだよな。JR四国のセンス、悪くない。そこからは松山空港経由で、一路、羽田へ。

松山へ出張、あるいは四国旅行の際は、是非、足を伸ばしてお立ち寄りを。ほんと、癒されますって。瀬戸内海は、晴れの日も多いですしね。おススメです。

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