八戸で三陸のウニ。東北に復興の兆し、経済講演会も。

浜口です。出張で、東北は八戸・一ノ関と、行ってきた。青森・三沢空港経由で、八戸に。しみじみしましたね。まずは、今年2月にも行った、八戸市営魚菜市場。5ヶ月ぶり。今回もここで、さしみランチを。

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ほやが旬。あとはウニ、筋​子、かつお、いか。圧倒的なボリューム。もちろん旨し。ほやは、そこそこ大盛で200円!安いな。ほのかに海の香り。オレンジ色。クサ味がまるでない。ほやに限らず、すべてが安い!東京の1/3以下ではないか。

市場の片隅にテーブルコーナーあ​り。どんぶりご飯・味噌汁が、100円。あとは市場で売​ってる魚を勝手に買ってきて、自分で海鮮丼にして​食べる。当方は海鮮丼にするのが面倒なんで、刺身定食のかたちで、そのまま食べた次第。しかし平日、昼前の市場は、地元人ばかり、観光客ゼロ。地元の人の言​葉は東北弁が強くて、半分ぐらいしかわかりませんでしたね。

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市場で、自宅のお土産用に購入した、生うに。八戸市営魚菜市場にて、今年2月に白子の話を聞かせてもらったお店を再訪。覚えていて、くれてました。ここで、購入。
三陸産。6~8月が旬。宮古のウニと同じですね。ミョウバンが入ってない、正真正銘の生うに。だから3日もすれば、溶けてドロドロになってしまうと、脅かされた。オレンジ色が濃いのはバフンウニ、薄いのはムラサキウニだそうな。両者を食べ比べると、味は。。。バフンウニのほうが、より、濃厚なのかな?。。。う~む。とにかく、旨し。これは、贅沢ですって。
このウニは、このお店が仕入れた漁師の、東日本大震災以来初めてのウニ漁で揚がったもの​らしい。漁場は、宮古の北の海岸と。田老のあたりかな?曰く、採ったウニから砂を取り除く機械があって、これが、震災で壊れてしまった。ここにきてやっと、機械の修理が終了し出荷できる体制が出来てきたので、今年初めてのウニ漁を、行った。
初荷だな。大切なウニ。そ、そうか?このウニはある意味、東北復興の、象徴の一つと?復興の一助になればとの想いも加わり、二パック、購入しました。少々お高かったが。でも当方が購入しないと、ウニ、溶けてしまいますって(笑)。ミョウバンが、入ってないしな。観光客、まだほとんど、いないしな。復興の助けになれば、それでよろしだって。

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八戸の、金融街。地元地銀が並ぶ。
ここで当方、投資環境セミナーを実施。岩手の某地元銀行は、定期的にこれを企画してくれてる。今回は、震災後初。「地元もやっと、経済講演会が出来るムードに、なってきました。但し、宮古・釜石・大船渡での実施は、まだ、叶いませんが。。。」と。この3か店とも、当方、行ったことがあるだけに、胸が痛む。
セミナーでは、東日本大震災の経済に与える影響についても,説明した。どこかの辞任を余儀なくされた大臣のようなことのないよう、とにかく、言葉に配慮。但し、気を遣い過ぎてるなと想われると、逆によろしくない。。最大限、気合を入れて、対応。

うまく着地!!「阪神淡路大震災は、被害総額、9.9兆円。東日本大震災は、16兆9000億円と。厳しいと言わざるを得ない。阪神淡路は、復興対策予算は9.1兆円だった。被害総額の90%に相当。今回はどうなるか?」そして、「東日本大震災に伴う東北からの自動車部品の供給一時カットは、4月から6月にかけ、アメリカ経済さえも景気鈍化させるほどの強いインパクトがあった」と説明すると、会場から、「ほおー・・・」と、声があがる。みんな、一生懸命、メモしてる。
「日本経済は、7-9月期から徐々に、回復基調に。東北の生産も、これから上がってきますね!」と。当方、話をしながら、目頭が熱くなってきて冷静さを保つのが、大変でした。でもおかげで、喜んでもらえたな。

とにかく、ウニ漁からも経済講演会からも、東北の復興の息吹きが、感じられました。良かったなあ。

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