八戸屋台村みろく横丁

青森は八戸で講演会の後、八戸屋台村みろく横丁へ行って来ました。味わい深かったな。

ホテルで、「はちのへ横丁探訪 港町・八戸の人情ブルース」と書かれた、横丁の案内地図をもらった。このタイトルで、横丁のムードがあらかた、イメージできますよね?(笑)
八戸には、名前の付けられている8つの横丁が残っており、居酒屋、飲食店などが、軒を連ねている。どの横丁もどことなく、昭和の匂いが漂う。みろく横丁は、三日町と六日町にまたがる立地であることから、「みろく」と呼ばれている。地元の人が、ほとんど。なかなか、ディープな世界が、展開されてる。写真を。
P1020275.JPG
みろく横丁の入り口。期待させるな。

P1020235.JPG
当方が行ったのは、さくらという、女性だけで切り盛りしてる店。

P1020241.JPG
P1020256.JPG
ウニの刺身。ミョウバン無添加。奥深く、クリーミー。ビールとよく合う。せんべい汁は、薄味の鶏出汁が絶妙。みろく横丁で、一番旨いと。異議なしです(笑)。

P1020248.JPG
メニュー。旨そうなものばかり。

P1020226.JPG
さくらの女性店員さんは、お客さんから一杯ご馳走されるケースも多い。そして飲み物でなくおつまみをご馳走になった場合には、客のとなりに座って、一緒に食べる。聞けば、お店のお開きは午前二時。店員の夕食は、その後と。それまでに大抵、お腹がすいてしまう。それまでにお客さんが、おつまみをごちそうしてくれたら、女性達は座って、それを一緒にいただいて可との、お店のルールらしい。

P1020267.JPG
焼きとん。この女性からの、おススメ。おいしい魚は、食べ飽きてるんだろうな。
値段は、とても安い。観光客が好んで注文しそうなメニュー以外は、東京の、半額ぐらいか?質・量、見合いで。「だから安心すて、女の子に、ごちそうできるんだべ?」と、向かいに座った、おじさん、曰く。一年ぐらい、東京にいたことがあると。見た目が、井上陽水に似ているな。

。。。と、この方。一人で飲んでいたと思うと、しばらくして、連れ合いの女性がやって来た。一杯。そして女性の腰に手を回し、2次会に向かっていった。なかなか、やるな。。。「背中まで45分」という、井上陽水の曲を思い出す。

みろく横丁には、あわせて25もの屋台が、軒を連ねる。複数の屋台をはしごする人もいれば、一箇所に腰を落ち着けて飲んでく人もいる。みんなそれぞれ、自分なりの飲み方をしている。若い人も、年配の人もいる。

5つある横丁あるうち、3つは昭和20年代、2つは昭​和30年代に出来たらしい。地理的にも、八戸は港町。魚介の供​給が豊富、一方で船乗りさんが、夜の街に繰り出していく。​八戸の横丁に、歴史ありということ。テーマパークとは一線を画すな。

八戸のこの横丁、とても懐が深い。包容力がある。そんな気がした。温かみを感じる。好きな街だな、八戸。

Speak Your Mind

*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)