浜口です。八戸・一ノ関3部作の最後。今回は一ノ関編。
八戸から一ノ関に移動。八戸と同様、講演会を実施。一ノ関は岩手の内陸部ではあるが、震災の時には、かなり被害を受けた。壊れたり、ガラスが割れたりした建物が多数。大変でした・・・とは、主催者側の地元地銀担当者の弁。写真を。
震災の影響で運休していたJR大船渡線。一ノ関-気仙沼間は、4月1日から再開。しかし。。。気仙沼-盛の区間は、いまだ、メドが立たない。。
しかし一ノ関には、明るいニュースも。今年6月に、平泉が、世界遺産登録された。これで俄然、盛り上がってる。
一ノ関の駅。看板の大きさが、いかに平泉の世界遺産登録が喜ばしいか、象徴している。
一ノ関構内に掲げられてる、垂れ幕。
この垂れ幕を当方、facebookにアップし、「一関なう。良かったな、平泉!!」と。するとある盛岡出身の知り合いの女性、即レスで一言、曰く。「あたしゃ泣きましたよ。」と。
あと
一ノ関駅を歩くと、いろんなところに「がんばれ岩手」の張り紙がしてあることに気がつく。当方、某所の張り紙の横に、落書きがあるのを目撃した。殴り書きで、「平泉万歳!奥州藤原氏万歳!!岩手県万歳!!!」と。。
こ、これは。。。う~む。当方、目頭が熱くなった。一ノ関だけではない。岩手県全体が、平泉世界遺産登録を喜んでいるんだな。これが、震災復興のシンボルになればな。
さて
当方、もともとは岩手県には縁もゆかりもないが、個人的に、岩手県のファンである。仕事でよく行ってるからかな。愛着みたいなものが沸いてきた。訪ずれたのは、盛岡・花巻・水沢・一ノ関。沿岸部は、久慈・宮古・釜石・盛・大船渡。旅行ではこれに加え、雫石・小岩井農場。。。岩手県に関しては、当ブログでも、たくさん、書いてる。下記の通り。震災がらみの記事も含め。
幸せの宿:浄土が浜旅館
地震で、浄土ヶ浜旅館は?
若女将の無事を確認
ああ三陸鉄道!そして浄土ヶ浜旅館よ
宮古のウニ
幸せの盛岡じゃじゃ麺「白龍」
鉛温泉藤三旅館
三陸鉄道の矜持がここに・アサリが安い
一ノ関駅構内にある。乗り換え案内。平泉には東北本線下りを。猊鼻渓には大船渡線下りを。それぞれ、階段を下りてねと。清々しい気持ちになるデザインだな。
これまでの一ノ関。観光といえば、平泉に加え、厳美渓、猊鼻渓といったあたり。これを3本柱と言うことも出来るが、より北に位置する花巻の、宮沢賢治・花巻温泉郷といった観光資源に比べると、いささか線が細い印象。
しかしこれからは、世界遺産登録された平泉を中心に、満を持して巻き返す。町の期待は、高まる。
両者は決して、ライバルということではない。共存す。平泉⇒花巻⇒盛岡(もしくは雫石)の2泊3日旅行、これが増えて欲しい。実は当方、2年前にこの旅行コース、行ってきた。最高だった。おススメです。
岩手県の沿岸部は、いまだ厳しい。しかし徐々に復興へ。内陸部は、プラスアルファで平泉。こんなかたちで盛り上がりが見られたら、嬉しい。岩手県を、応援してる。。。本音を言うと、もう、どんなカタチでも良いので、とにかく一日でも早く、沿岸部の復興を。お祈りしてる。当方は、ウニと経済講演会・・・東北に復興の兆しがで書いたとおり、三陸の生ウニを購入。微力ながら、三陸産を消費。。
最後に
ご参考まで、人口データを。一ノ関は12万人、前日訪ずれた八戸が23万人なので、半分ぐらい。花巻は、10万人。
次回は、相場のことを、書きますね(笑)。
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