浜口です。
「米国の財政は、債務の残高が議会が定める上限(14.3兆ドル)に達している。8月2日までに上限が引き上げられないと、米国債(借金)の返済が滞る債務不履行(デフォルト)になりかねない状態だ。」。。。。朝日新聞に、こんな記事がと。これを大真面目に心配している個人投資家が結構いて、当方に、大丈夫ですか?と聞きに来ている。この朝日新聞の記事を切り抜いて持ってきて、当方に見せるわけなんですね。新聞に、こう書いてありますと。米国国債が、紙クズになるんじゃないかと、本気で心配してるわけなんですね。
う~む。そういう判断をするものかなあ。というか、新聞の書きぶりが、罪なんだろうな。以下当方の、本件に関する、基本観を。
「常識的な判断をしましょうよ。この記事の読み方ですが、『8月2日にかけ(遅れるかもしれませんが)、なんらかの方向性が出てくるので、米国債は、債務不履行(デフォルト)にはならない』と、読むべきではないでしょうか?一時的な混乱は、あるかもしれませんが。」「アメリカ議会、共和党・民主党の面子もあり、加えて下院は野党の共和党が多数を占める、ねじれ議会。なのですったもんだしてるわけですが、着地は見えてる。方法論で議論が対立してるだけ。デフォルト回避を目指す点では、そりゃあ、一致してますって。そのそも何でアメリカの議員が好き好んで、米国債を紙クズにさせる方向に動かないと、いけないんですか?」。
2011年7月26日
米国国債が債務不履行と、新聞に書いてある?
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