市場はヒステリーを起こしたが。。

浜口です。
先週から今週にかけ、市場はヒステリーを起こしました。が、この状況からは、少し落ち着いてきたのでしょう。まだ不安定ですが、徐々に正常化へと期待。大雑把ですが、現状、当方が考えるところを。
欧州の財務問題が根底にはあるとしても、今回のショックのトリガーは、景気後退懸念と米国国債格下げ懸念でしょうか。
景気後退懸念といっても、アメリカの個別企業業績は、好調。それでも今後、米国の景気後退、懸念が強まった暁には、QE3で下支えを狙う。当面、8月26日のバーナンキ氏の講演が焦点?この政策対応の良し悪し評価は、ともかくとして。
米国国債格下げについては、ここ1週間で、格下げにもかかわらず米国10年債の利回りが低下し債券価格は上昇した点がポイントでしょう。格下げ以上に、市場の「リスク回避」に伴う先進国国債選好が勝った。冷静に考えれば、AAAでもAA+でも、信用リスクは限りなく、ゼロに近いでしょと。B格とは、モノが違うって。冷静な評価だと、そうなる。
市場のヒステリーのおかげで、当方、インドネシアETFが思わぬ安値で、買えました。本当に、思わぬ安値。新興国株は、ショック安に、弱いって(笑)
一応、ヒステリーに、感謝。相場の戻りで、ポジションを軽くしていきたいな。

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