ズルい仕事術・・・勝間和代

浜口です。
株式市場、堅調ですね。当面、買い玉は持続で、良さそうです。
さて
ズルい仕事術・・・勝間和代を読みました。結構、なるほどと、思った。
当方、必ずしもこの方の大ファンではない。鼻持ちならないところも、ある。書いてる内容が???のことも、ある。著作、書き過ぎ・・・など、賛否両論、多い人。だが中には、思わず手にとって見たくなるテーマも、ある。これも、そんな一冊。
この本を店頭でパラパラめくると、当方が日頃から感じていることを、深堀りしている内容であることが、わかった。当方、ここのところ、外資系証券の人と一緒に行動することが多いんですが、ズルい仕事術の流儀を、地で行ってるような人が多いな。そんな気がする。
当方、この本を買ったわけでは、ないんです。本屋さんで座って読めるコーナーがあったので、そこで読んだ。で、要点だけ一気に、メモした。
実に断片的ですが・・・感銘を受けた部分を。このメモ、本の記載のままでは、ありません。当方が一部、加筆訂正してます。その点、悪しからず。
* 限られた時間や能力を、付加価値あるアウトプットに、効果的かつ効率的につなげる。「ズルい仕事術」により、これが可能に。「精一杯、努力していなさそうなのに、価値あるアウトプットが出ている?ほんとか?なぜ?」・・・そのさまが、実に「ズルい」と、周囲からは映る。
* 精一杯はたらく。目先のコスト削減に、汲々としながら・・・・そうすれば、「努力しましたんで」と、言い訳が出来るし・・・。これが、日本企業・日本人には、とても多い。「まじめにやった」ということを言い訳にし、成果は追求しない。これは日本だけでしか通用しない、ガラパゴス的な価値観。生真面目さ。
* 日本では往々にして、保身のための悪しき完全主義、努力至上主義が、生産性を阻ばんでいる。インプットを最大化すれば、アウトプットも最大化されるという考え方・・・実はこれは、思い込みに過ぎない。アウトプットや成果の着地を明確にし、仕事を進めるべき。
* 「ズルい仕事術」の実現には、①自分をいつも見つめ直し、②常識を疑い、③運の強い人になる・・・これが必要。しかしながら普通の人は往々にして、その逆をやる。①人の意見に流され、②決められたことを守り、③運が悪くなるように行動している。
* 運が良い人は、概して、社交的。
* イギリスの心理学者であるリチャード・ワイズマン博士の、「運が良い人の4つの法則」が、参考になる。
* リチャード・ワイズマン博士が、10年にわたって幸運について調査した結果、運がいいと感じている人とそうでない人との間には、考え方や行動パターンの違いがあることが、明らかになった。
運が悪いと感じている人には神経質なタイプが多く、不安感が強くて不注意になりやすいことから、思いがけないチャンスに気づけなかったり、事故に遭遇してしまったりする傾向があった。一方、運のいい人は、リラックスしていて心が開かれているため、意図していたこと以外のチャンスに気づきやすいという特徴があった。
将来に対する期待にも大きな違いがあり、運のいい人は物事がうまくいくと期待しているため、目標に向けて努力する意欲が高いのに対し、運の悪い人ははじめからできないとあきらめてしまいがち。これらの結果から、ワイズマン博士は、結局のところ気持ちの持ちようが運を左右している、という結論を導き出した。そして、誰でも運のいい人になれるための4つの法則について、以下のように紹介している。
法則1:チャンスを最大限に広げること。
運のいい人は偶然のチャンスを創り出し、チャンスの存在に気づき、チャンスに基づいて行動する。
法則2:虫の知らせを聞き逃さないこと。
運のいい人は直感と本能を信じて正しい決断をする。
法則3:幸運を期待すること。
運のいい人は将来に対する期待が夢や目標の実現をうながす。
法則4:不運を幸運に変えること。
運のいい人は立ち直りが早く、不運を幸運に変える力を持っている。

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