今日は、当方の相場に対する考え方を書いてみよかな

浜口です。
今日は少し真面目に、当方の、相場に対する、今後2年間ぐらいを視野に入れた考え方を、書いてみよかな。
日本株が暴騰後暴落しているが・・・・・黒田日銀の異次元緩和、アベノミクスの実行は、これからだよな?これまでは前哨戦というか妄想戦、期待感で相場が勝手に上昇し、その後暴落しているだけ。これをもって、いまだ開始されたばかりのアベノミックスが成功とか失敗とかいうのは、根本的に誤りだと思う。
日銀はマネタリーベースを、2013年3月の139兆円に対し、2013年末は200兆円、2014末は270兆円に持っていくと、明言している。でこれから、日本は円のバラマキを、大胆かつ行動目標を持って開始する。アメリカは逆で、QE3の出口を探る。欧州も、ばらまいたユーロを回収にかかる。
ここが一番のポイントでしょうな。

黒田日銀は、予定した量の円のバラマキを、始めている。今後2年かけて、予定した円の供給を、粛々と行っていくんだろうな・・・。その場合には、円・ドル・ユーロの需給関係から、円は安くなってゆく。
伴い日本株も、ドタ感ベースで、ドル円115円ぐらいまでは、株価上昇を果たしていく。単に、それだけのことではないのか?
要は投資家・市場参加者が、足元でアセリ過ぎ。それで自滅している、だけなのでは? 一喜一憂、するなって。
日経225採用銘柄に関し、2014年度業績見通しに用いられている為替レート平均は、ドルが92円80銭前後、ユーロが120円前後。一方で仮に、ドルが100円、ユーロが130円で推移するとしたら、増額修正は必至。
野村證券の分析によれば、日経225採用銘柄のEPSは、これまでのピークは2007年で、852円。2014年度予想EPSは、ドルが100円ユーロが130円なら857円と、2007年をわずかに上回る。ならば当時の日経225の高値、2007年7月9日の18261円。株価は当面、この水準を意識して上昇していく・・・・・このシナリオに当方は、違和感がない。黒田日銀の金融緩和だけで、日経平均1万8,000円は、楽勝だと思うけどな。
「アベノミクスの3本目の矢が重要!」と、巷では伝えられている。しかし当方、相場にとっては、1本目の異次元緩和の着実な実行のほうが、はるかに重要と思うな。
過去5年間、日本では「円高・株安」が続いた。この相場の潮目が変わって「円安・株高」となったのは、2012年11月。その後、まだ半年しか経っていない。相場は、まだ若い。
ハッピーなシナリオとして、アベノミクス3本目の矢がすべて機能し、成功した場合。5年程度上昇相場が続き、日経平均は25000円を目指すと言っている野村證券のシナリオ。これにも違和感を感じないけどな。
おそらく・・・黒田日銀の異次元緩和は、漢方薬のように、効いてくるんだと、思いますよ。すぐには効かないかも。でもそれでも、いいじゃないですか?最終的に、上がるのであれば…
日本株のバーゲンセールは、いつまで続くのだろうか。当方は、期間限定と考えるが…
取りとめがなくなりました。この辺で。以上は、本日現在の相場観。君子豹変す、ですんでね。この点は注意してくださいね?で当方、豹変するの、嫌いでは、ありませんのでね?(笑)これは、現状考える、当方のシナリオです。

Comments

  1. おかさん says:

    この前はグラフの件で丁寧なお返事をいただきありがとうございました。また今回も無料のブログに価値ある文章を投稿していただきありがとうございます。さて、私も浜口先生お考えのシナリオのように日本株の上昇を予想しているのですが、中国・欧州絡みの急落(ショック?)が気がかりです。先生はどのようにお考えですか?

  2. 浜口様 いつも興味深く拝読させて頂いております。冷静な判断ありがとうございます。 投資は自己責任ではありますが、中期的な明るい展望勇気づけられます。

  3. hamaguchi says:

    中国・欧州絡みの急落(ショック?)ですか?当方はそのリスクは現状、それほど高くないと理解してますが。

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