消費税上げに伴う便乗値上げが散見される・・・

浜口です。
気のせいでしょうか?4月以降、消費税上げに伴う便乗値上げが散見される・・・そんなように思えてなりません。どうでしょうか?
一例ですが、当方たまに、鍼治療に行く。保険がきくので、1回1000円なんですが、それが1100円に値上がりしている。理由を尋ねると、「消費税増税と、あとは鍼自体の値段が上がっているので、それを転嫁させた」という、妙な答えが返ってきた。要は便乗値上げですよね。
少し前まで言われていたこと。これは当方の大阪別宅近くの話。この辺りは、飲食店の競争が激しい。「消費税3%増税?それを転嫁することは、とてもじゃないが出来ないだろうな。他店もしないだろうし。困ったな。当店もぼちぼち潮時。店を畳むか・・・・」そんなこと、言われていたんだが、そんなムードではなくなってきた気もする。東京はそのあたり、どうなんだろうか?
現状、消費者物価上昇率の市場の見通しの平均値は、2015年4-6月期で、プラス0.93%程度でしょうか。これであれば、日銀の追加緩和が期待できる。
これが、消費税増税に伴う便乗値上げにより、物価上昇率が2%を越えてしまうと、金融緩和どころではなくなる。この場合、どうなるのか。
楽観的なシナリオは・・・便乗値上げにより、物価上昇率は2%を越え、名目GDP 成長率は3%超になる。15年デフレが解消され、日本経済、ひいては株式市場が正常化する。便乗値上げをした企業は、当然、増益基調を辿る。メデタシメデタシ。
う~む。そんな結論で片付けていいんだろうか。ちょっと違う気がするが・・・・どうなるか?

Comments

  1. 平凡な貧乏人です。
    鯖缶をよく買います。
    最近100株単位になった225銘柄のもの。
    3月まで税込98円。
    4月からはある上場スーパーでは本体価格160円。
    一方、上場ドラッグストアーでは税込101円。
    消費期限は同じです。
    どこが便乗値上げしているのでしょうか。

  2. hamaguchi says:

    haruさん、どうもどうも。なるほど、haruさんのようなケースもある。しかし、当方の鍼治療のケースもある。両方とも、現実なわけです。
    で、全体としてどうなのか。あとは日本全国、特に大都市圏でどうなのか・・・「どこが便乗値上げしているのでしょうか?」と書かれてますが、株式投資を行う上では、より幅広く観察するほうが、得策だと思いますよ。

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