2014年度の企業業績見通しは、概して保守的と

浜口です。
2014年度の上場企業「自身」が発表している業績見通しは、概して保守的なようですね。
これは野村證券の日本株投資戦略4月号。黄色のマーカーが塗ってある、その間のパラグラフに注目いただきたいが・・・「当面、業績面でのニュースフローはネガティブ」と。
曰く、4月1日に発表された日銀短観3月調査では、大企業の2014年度の会社計画が「2.3%経常減益予想」であった。4~5月の決算発表時に判明する企業ガイダンスも、弱めの数字となる可能性が高いだろうと。レポートには、この数値と実際の「会社予想経常利益率」の連動性は高いと。そうなんだ・・・まあ、消費税増税の影響度合いも測りづらいし、新興国の経済見通し等が不透明なので、保守的な数値を置いているのでしょうが。
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一方で多くのアナリストは、2014年度の業績見通しに関し、「保守的過ぎる」と個別銘柄に関し指摘し、それが株価にポジティブな影響を与えている。そんなケース、散見されているようですね。

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