特段材料がないのに市場は乱高下。で、然るべく後講釈が・・・

浜口です。

なんだか先週の市場は、不思議な動きでしたね。当方の所には、相場が急落しているが、どうなっているんだとの問い合わせが、相次いだ。う〜む。特に銀行の投信販売員を中心に、心配性の人が多いなぁ。

10月1日は、指標の発表ラッシュだった。日本は日銀短観、アメリカはADP雇用統計、ISM製造業景気数、中国は製造業PMI。

日銀短観はまずまず。アメリカADP雇用統計はまずまず。ISMはイマイチ。中国は大きな変化なし。
つまり、ファンダメンタルズに大きな変化は無い。

しかし、10月1日の米国株は急落。翌日の日本株もツレ安で急落。で犯人探し。アメリカでエボラ出血の発病者ありとか、欧州の景気が振るわないとか。

要はどこかのヘッジファンドあたりが、株式買い円売りポジションを、比較的多めにに減らした。それだけの話ですよね?

ファンダメンタルズに変化がなくても、売りたい人がいれば、一時的に相場は下落する。でも所詮ファンダメンタルズに根ざした動きではないので、売りが一巡すると、相場は真空地帯を戻す。

そんなことが年に何回かあるもんです。昨日は米雇用統計が堅調、NYダウも200ドル以上の上昇。まあこれは、ADP雇用統計がまずまずだったから、特段材料視されなくても良いと思うが…

まあ、来週からは日本株も、正常化するんだろうな。

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