株式投信の解約が急増していると言うが…

浜口です。

昨今の急激な円安株高を受け、投資信託の解約が相次いでいるらしい。ネット銀行ならともかく、通常の銀行で投資信託を売却するためには、窓口まで出向かなければならない。ゆえに銀行の窓口がごった返していると言う話です。

ちょっと失礼な言い方をしますが…銀行で株式投信、特に日本株の投信を買っていると言うのは、まぁ、素人投資家ですよね。

素人投資家が、相場が急騰するのを見て、投資信託を売りに出す。なぜ相場が上昇しているのか、きちんと理解できていない。急騰した相場、売らないまま暴落したら自己否定につながるので、売りに出す。こういうケースが多いですよね。

彼ら彼女らは、一旦、投資信託を手放したら、今度は、手放した故に不安。売却後、さらに相場が上昇したら、本当に売ってしまってよかったのかと。

ポジションを持っていない不安。今度はそんな悩みに直面することになる。その場合どうなるのかというと、結局、高値を買い直すことになる。純粋無垢に。あるいはREITとか、他の似たような投資信託を勧められるままに、買いに行くのかもしれませんが。

その行為が、銀行のビジネスチャンスにつながる。銀行の支店リテール部分は、大喜びですよね。頼みもしないのに、素人の個人投資家の方から、売り買いを申し出てくれる。これで銀行に、手数料が入る。

こういう局面は結局、玉を寝かした方が勝ちなんですよね。ここで売らなくてもいいのにな。でもここで売った人の買い戻しが、将来の相場上昇の原動力になると考えれば、まぁありがたいことではありますが。

とりとめがなくなってきた。この辺で。まぁいずれにせよ今後の展開、どうなるか。楽しみだな。

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