浜口です。
株、個人の売り膨らむ。投信、流出月間最大上回ると。
当方、思わずニヤッとしたんですが・・・この売却した人たち、特に投信を売却した人たち。ここもとの黒田日銀、安倍首相の行動、それがもたらす相場へのインパクト、きちんと理解して行動してるんだろか。単に大幅高したから、売却してる向きが少なくないのではないか。となると今後は、上昇相場が続くのを見てたまらず、買い戻すことに、なるんだろうなと。
新聞記事には、以下の記載も。「売り越し基調については、自らが感じている国内景気の現状と株価の上昇の勢いに格差を感じている個人が多いことも売りが膨らんだ一因と」
まあその通りなんでしょうね。国内経済の状況、個人は景気が悪いと認識する一方、上場しているような大企業の考えは異なる。というか、逆。
ようやくデフレ脱却、ここからため込んだ手元キャッシュを用いて、ここから経営・投資を積極化したいと考えている企業が多い。
個人の景気に対する皮膚感覚と、企業が考えているところが、異なっているケースが多い。そこのところが理解できていないと、この相場には乗れないでしょうね。当方はそう、感じるけどな。いかがでしょうか。
私も日本株のロングポジションを増やす一方で減らさずにがんばってきました。
しかし最近の個人消費の冷え込みから先行きに不安を募らせていましたが、
今回も先生の分析には感服致しました。
今後も円安の流れは当然と思いますが、株高については一つだけ大きな懸念があります。
それは今回の総選挙で仮に自民が大敗した場合のことです。
過半数を割る可能性は低そうですが、
それでも大敗すれば安倍総理は引責辞任させられることはあり得るのではないでしょうか?
この場合海外勢からも大量に売りを浴びせられる可能性もありそうですが
先生はいかがお考えか伺えると幸いです。
アップルさん。
投資を考える上で、「可能性がある」「可能性がない」という考え方は、正しいとは思いません。例えば「明日東京に大地震が来る」可能性がないとは、常に言えませんよね。
「可能性が何%か」を考えるべきです。
ご指摘の可能性は、非常に低いと考えます。10%ぐらい?そう考えるので、玉を寝かせているわけです。そうなったらそうなったときに考えます。それが株式投資というものです。可能性が高いほうに賭ける・・・覚悟してリスクをとる・・・