浜口です。
国内企業の業績は好調なのに、個人ベースの景況感は必ずしもよくない。特に東名阪以外の地域においては。
この点について、11月30日付け日経ヴェリタスに寄稿されている、東短リサーチ社長加藤出さんの見解が参考になります。曰く:
日銀にとっての誤算は、日銀が「早期にインフレ率を押し上げる」と言えば言うほど、消費者が警戒する現実だろう。
春以降の消費の回復の遅さは、単に消費増税の影響だけではない。所得が増えると予想できない人がまだ多いのに、日銀による事実上の円安誘導で物の値段が上がり、生活にかかるコストは上昇した。
「今後1年間の支出をどうするか」との日銀のアンケートに、「減らす」と答えた人は2013年6月から増加傾向で、14年9月には50パーセントを超えた・・・とのこと。
これが一般個人の感覚なんでしょうか。株式運用にどっぷり浸かった当方の感覚とは、かなり乖離があるが・・・・でもまぁ、企業業績は好調ですんでね。株式投資にこのような「不景気風」を持ち込まないようにしたいものです。
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