何事も変化に慣れるには時間がかかる

今日の日経新聞に、日銀の白井さゆり審議員の意見として、日銀が2パーセントの物価上昇率の達成時期は遅れるとの見方を示したと言う記事がありました。

理由は家計が緩やかな物価上昇に慣れるまで、時間がかかると。なるほどなと思いましたね。

株式市場は上昇相場になっているが、人々の気持ちが転換するには時間があるんだろうな。主体別売買動向を見ると、ここもと、個人は一貫して売り越しであることからもうかがえる。

昔の上昇相場を知らない人たちにとっては、現在の水準は未体験ゾーン。高値を売りたくなる気持ちもわからないでもない。

でも上昇相場が定着してくると、だんだんとそれに慣れてくる。やはり、人の気持ちが変わるには時間がかかるということですね。

為替についても、そうだったと思う。 2009年にかけ1ドル70円台の円高に至る過程では、もう円高は構造的と思っていた向きも少なくなかったと思うが、ここにきて円高は終わったなと思う人が、さすがに増えていると思う。やはり人の気持ちが変わるのには、時間がかかるんですよね。

そう考えると、日本株の展開、今後期待できるような気がするが、どうなるか。とりとめがなくなりました。この辺で。

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