奈良へ。JR和歌山線と橿原神宮前イタリアン、リストランティーノ・バルジェット。

浜口です。

夏の暑い日。奈良に日帰り出張してきました。写真を。

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大阪なんばから南海電鉄で橋本へ。そこからJR和歌山線に乗り換え、高野口という駅へ降り立つ。高野口駅、ホームからの写真がこれ。きれいだよな。どこか懐かしい。昭和の香りがした。子供の頃をふと、思い出した。

JR和歌山線。当方、この路線は特に期待してなかったが・・・意外にもひなびた感じが良い、素敵なローカル線だった。夏の太陽が照りつける中、空の青、沿線の緑が綺麗。車両とも似合う、そんな線だったな。今回は一部区間しか乗らなかったが、機会あれば全線、乗ってみたいな。

高野口での仕事が終了。JR和歌山線で吉野口まで移動し、近鉄で橿原神宮前まで移動。次の仕事までかなり時間があるが、暑い中、居場所がないと困る。ゆえにあらかじめ食べログで調べておいたイタリアン、リストランティーノ・バルジェットへ。ここがなかなか良かったな。おススメ。写真を。
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前菜。様々な種類の野菜サラダ。ドレッシングの他に数種類のソースが添えられていて、アンチョビのソースもあった。玉ねぎ、えんどう豆、にんじん、かぶ、その他・・・すべて自家製、もしくは地元の明日香産と。彩りが良いな。もちろん、旨し。

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パスタ。「パッパルデュレ。ズッキーニ、キャベツ、合鴨のラグー」とのこと。パスタは塩味だが、合鴨の風味が良い感じで乗っていて、旨しだった。

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少し控えへ目のメイン。高知県産の金目鯛のグリル。温野菜も多く添えられていて、良かった。

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デザート。パンナコッタ、ジェラート、桃のタルト。
これで2100円。金目鯛をつけなければ1600円。割安ですよね。料理も良かったし、なんといっても当方2時間、暑さにさらされることなく過ごせたのがありがたかった。あと、iPhone が充電できるよう、コンセントが近い席を用意してくれたのも嬉しかった。

さてこの店は、オーナーシェフが1人で全ての料理を作り、会計までしている。一度に多くの客が来て、みんな違う料理を頼んだら、回らなくなる。ということで基本、予約制にしているらしい。
フレンチやイタリアンを堪能するなら、1時間も2時間もかけて、優雅に食事をすべしとの声がたまに聞こえてくる。たしかにその通りなんだが、この店のように全部1人で切り盛りしていると、料理を作って出すまでに、どうしてもある程度の長い時間がかかってしまう。

フレンチやイタリアンの一流店は、小さい店も多い。つまり時間をかけて食事をするというのは、需要サイド(=客)の「優雅にゆっくりと食事を」との考え方もあろうが、供給サイド(=お店)の都合・事情もあるケースゆえ、そうならざるを得ない。そんな背景があることも、今回のことでわかった。人間、年を重ねても・・・・新発見、あるもんだな。

さて当方、以前にも書いてますが、出張で昼に時間の余裕があるときは、イタリアンのランチコースにすることが多い。地方でイタリアンを食べる5つのメリット、再確認しておきますね。

①価格がどうみても、割安。東京の2/3、場合によっては半額。
②東京の一流店で修行したシェフがいる店も、探せばある。
③地元素材が味わえる店もある。この場合、ご当地名物素材を「観光客価格」で出してくるケースは、イタリアンの場合は少ない。
④次の仕事のアポまでの、時間の調整が容易。食後、喫茶店を見つけて行く必要なし。エンドの時間を告げておいて、その時間まで滞在させてもらうことがほとんどの場合、可能。
⑤美女店員が相手をしてくれるときも、たまにある。

ここは以上の中で、「⑤美女店員が相手をしてくれるときも、たまにある。」以外はすべて満たしている、良店と思われました。

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