浜口です。
突然、当方の頭をよぎったことを。
これは去年の11月の話ですが、クルーグマン教授が安倍首相と会談、消費増税反対を表明との報道を思い出した。
安保関連のことで、足元で安倍首相の支持率が低下している。にもかかわらず、安倍首相は、自分の信念を貫こうとしている。ちょっと不気味な位、自信があるように見える。
これは支持率低下の打開策に、切り札を持っていると考えるのが妥当。下衆の勘繰りだが、この上なくわかりやすい政治のかじ取りということで、「17年4月に予定されている消費税10%引き上げの撤回」という可能性も、あるのではと。
消費税上げの撤回は、基本的には大衆から歓迎される。首相は、アベノミクスが成功しつつあることに伴う税収増から、消費税を10%にする必要は当面なくなった。こう説明すればいいわけだから。これで万事、うまくいく。
反対勢力の典型は財務省だろうが、この辺は菅官房長官が、抜群に首尾よく仕切っているという話も聞こえてくる。
消費税10%引き上げの撤回があれば、景気にとっても株価にとっても、非常にフォローだと思う。
以上、あくまで当方の妄想ベースの話なので、その点はどうかご注意を。
個人的には、実現可能性の高いシナリオとして認識し、相場に対峙していこうと思っています。
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