浜口です。北東北に旅行①秋田市民市場の寿司とホテルメトロポリタンホテル秋田の続きを。
今宵、秋田の夜をどうするか。今回は3泊4日の旅。うち明日と明後日は宿の食事をいただく。となると今宵くらいは、秋田の居酒屋に繰り出したいな。
そう思いましてね。ホテルでオススメの居酒屋を尋ねたら、3軒あると。時間があったので、3軒とも全部、歩いて行ってみた。その中に、「ズバリここ」と、ピンと来たところがあったので、そこで飲むことに。これが正解でしたね。写真を。
JR秋田駅西口のすぐ近くにある「秋田長屋酒場」。見ての通り、なんとも風情のある入り口。加えて当方を喜ばせたのは、お店の看板にある「卸売市場落札魚貝類」というくだり。ご参考まで看板には、「卸売市場落札魚貝類 郷土料理 秋田長屋酒場 寛文五年創業 稲庭吉左エ門 直売店」とあります。
秋田の古い商家の古材をふんだんに用いた店内。炉端形式のカウンター席。中には、囲炉裏も見える。照明も絶妙で、東北の大昔の旧家にタイムスリップしたような、なんとも良い雰囲気。
郷に入れば郷に従え。やはりここでは日本酒を。まずは秋田の地酒、天の戸。最高・・・甘口。メロンの味わいだった。アテは、秋田焼味噌。しゃもじに焼き付けられた、焼き味噌を舐める。実に、旨し。
秋田の、野菜たっぷりの鍋が欲しくなった。尋ねると、きりたんぽ鍋かしょっつる鍋がオススメと。ハタハタの旬は冬。しょっつる鍋には、生のハタハタが欲しいところだが・・・夏に生のハタハタがあるのかと尋ねると、わずかではあるがあると。なので迷わず、しょっつる鍋を頼みました。あと焼きハタハタも。これの香ばしいことと言ったら…う〜む。思わず、日本酒をおかわり・・・
ハタハタ、生のものと冷凍物では風味は大きく異なる。今は旬ではないが、生のハタハタ、わずかではあるが取れるので、それを少し仕入れていると。う~む。市場に独自の仕入れルートがあるんだろな。とにかく、実に満足。次回秋田に来た時には、また訪れたいな。
ほろ酔い気分で宿に戻る。ホテルの部屋で、今度は赤ワインを。明日は今回の旅行のビッグ・イベントの一つ、五能線・大湊線の完乗をしないと。延べ8時間以上のテツの旅。満を持して、挑まないとな。今夜は早寝することに。良い夢を。次回に続きます。
こんにちは、
浜口さんは、写真撮影も上手で、
いつも楽しみにしております。
暖かなお人柄の感じられる文面も、
いい感じです!
日雀さん、はじめまして。そして、ありがとうございます。これからも、このペースで書かせていただきますね。当方、相場もテツも、大好きです。共に、ライフワークですね。