「短期移民」としての外国人観光客

浜口です。マーケットのボラティリティは低下。相場、落ち着きを取り戻しつつ、あるんでしょうかね。

さて
みなさん、デービッド・アトキンソン氏。ご存知ですか?覚えてますか?

90年代後半から2000年代前半にかけ、ゴールドマン・サックス証券に在籍してた。髭の英国人銀行のアナリスト。日経金融新聞(今の日経ヴェリタス)のランキングでは概ね常に1位だった。ゴールドマンを辞めた後は、金融の世界から遠く離れた。ちょっと衝撃的でしたよね。現在は国宝や重要文化財の補修を手掛ける小西美術工芸社社長兼会長職にあると。

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このアトキンソン氏が書いた本。「イギリス人アナリストが提言する21世紀の所得倍増計画」との副題があるが…東洋経済に出ていた書評が気になった。要点は下記。

人口成長と経済成長との相関が高い以上、日本は移民の受け入れが必要だが、現状では、その障壁が高すぎる。
であれば、「短期移民」として外国人観光客を増やし、外貨を落とさせる仕組みを構築することが不可欠だ。
日本は国際協調の観点も踏まえて観光業をリーディング産業として位置づけるべきだと強調する。

短期移民としての外国人観光客か…なるほど確かに言われてみれば、そういう考え方、出来ますね。

ちょっと興味を持った本。シルバーウイークにでも、ちょっと読んでみようかな。そんな気になりました。

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