浜口です。
10月30日の日銀の政策決定会合を受けて、新たな黒田バズーカは決定されるのか。この点について、強弱感が対立しているように思われます。
先日以前ファンドマネジャー仲間だった同士、6人と飲み会を開いてこの話をした時は、当方以外は全員、10月にはないだろうなとの見解でした。アメリカの利上げ前だし、このタイミングでの実施は無いだろうと。どちらかというと常識派とゆうか、良識派の見方ですね。
一方で当方の知り合いのエコノミストは、まず実施するだろうと。その根拠ですが、安倍政権は今後、経済中の運営を強化していくことを表明している。一方で2016年7月には参議院の選挙がある。 2017年4月には消費税増税10%が予定されている。
選挙に勝ち消費税増税を実施するためには、かなり前倒しで株高を実現させて、景気を良くする。それで安倍政権の支持率を高くしておく必要がある。だからもう10月に実施してしまうだろうと言うシナリオなんです。
以上から考えられるのは、強弱が対立している状況の中、実際にバズーカが放たれたら、やっぱり市場には強烈なポジティブインパクトが発生するだろうなということなんだろうなぁと言うこと。逆もまた、然り。
さぁどうなるか。
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