清水建設が決算発表。一安心。業績見通し、控えめ過ぎではなかった。

浜口です。

スーパーゼネコンの先陣を切って(?)、今日午後1時ごろ、清水建設の決算発表がありましたね。

2017年3月期の営業利益見通しは前年比0.7 %減の940億円。一方で当期利益段階では、約10%増益の見込む。う~む。上出来ではないですか。これは予想以上に、ポジティブだよな。

実は当方、ヒヤヒヤしていました。ゼネコンは期初の業績見通しを控えめに出す常習犯、清水建設は特にその傾向が顕著と、アナリストに脅かされてました。増益見通しを正直に出すと、下請けから苦情が出ますからね。我々のことも考えてくれと。だから期初のゼネコンの業績見通しは、意図的に減益のアナウンスにするケースも多いと。

しかしながら当方、複数のアナリストが、ゼネコンの期初業績見通しを控えめに出す傾向を既に幅広く喧伝してくれているので、株式市場ではある程度想定済みと考えていた。具体的には大和証券の寺岡アナリストは氏のレポートの中で、「前期比▲5~▲10%程度の営業減益計画であれば、株価へのマイナス影響は軽微と考える」との見解を示していた。他のアナリストも、同様のメッセージを発していた。

そんな中での、今回の清水建設の業績見通しに。まずは一安心。現実問題、ここで前期比▲5~▲10%程度の営業減益計画を発表したら、やはりこれは、穏やかではないですからね。

株価もポジティブに反応した。今後については、保守的な見通しの業績が徐々に実態に即したものとなり、増額修正され、その過程で株価も上値追いになるのでは。そう期待するが・・・どうか。今後の展開がちょっと楽しみになってきたなぁ。

大急ぎでこの文章、書きました。とりとめがないかもしれませんが。お許しを。

Speak Your Mind

*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)