日本郵船・・・会社予想とコンセンサスとの差が最も大きい銘柄

浜口です。

今日の日経ヴェリタスに、2017年3月期の会社予想と、それに対する市場コンセンサスとの差が大きな銘柄のベスト15位が載っていましたね。

具体的には、3社以上のアナリスト予想平均(QUICKコンセンサス)の営業利益が、会社予想を上回っている度合いの高い銘柄のランキングなんですが、驚いたことになんと、日本郵船がナンバーワンでしたね。

image

日本郵船は、これまでにもこのHPで紹介したことがある。当方には馴染みがある銘柄。当方はこの銘柄を一時、かなりの株数保有していたが、海運市況が冴えないこと、中国リスクが高まったことから、売却しております(売却した件については、保有している景気敏感株を売却しましたと、当ブログで控えめに紹介させていただいています)。

この銘柄がここにきて、担当アナリストがびっくりするほどの、非常に保守的な業績見通しを出してきている。この銘柄、ここに投資チャンスがあるかもしれない。これ以上減額修正したくない企業側に対し、啞然とするほど弱気な業績見通しに驚いているアナリスト。アナリストの見立て通りになれば、株価は回復が期待できるんだろうが、どうなるか。

常識的には、2017年も海運市況の回復は期待できそうもない。故にすぐに上がる銘柄とは思われない。まあ典型的な、「市場から見放された銘柄」といえるでしょうね。なんらかのカタリストが発生し、株価が上昇に転じてきたら、再度投資してもいいかなと、思ってます。まあ、すぐには上がらないでしょうが・・・どうなるか。注視していくことにします。

Speak Your Mind

*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)