市場には意外に悪くない?トランプ氏の政策

浜口です。

トランプ氏が唱えている政策のうち、ヒラリー女史と顕著に違う、もしくは真逆なのは、概ね以下の部分でしょうか。

①公共投資・インフラ投資を積極的に実施(’60年代、アイゼンハワー時代に建築したフリーウエイの補強・再構築など)
②オバマケアは廃止
③所得税と法人税は減税、相続税は廃止
④金融規制は緩和へ(一方でヒラリー女史は規制強化なので、ここは対照的)
⑤移民に排他的。メキシコ国境への壁を建設!!

以上について、①~④は「こりゃ、いかがなものか?」との良識派の意見が聞こえてきそうですが、数年を目途にすれば、とても景気刺激的というか、マーケット・フレンドリーなシナリオですよね。

一方で⑤はどうみても言語道断なのでしょうが・・・仮にですよ。投票日間際に、⑤は「撤回する、もしくは当面行わない」と発言すれば、メール問題で支持率が落ちているヒラリー女史を尻目に、票は一気にトランプ氏に。「減税万歳!!」の掛け声とともに、非良識派大衆の票が集まり、トランプ大統領が実現するシナリオ。当方にわかに、そんな気もしてきました。もし当方がトランプ氏なら、大統領になるため、そんな戦略を取ると思うけどな。

この場合市場は一時的にショック安があるかもしれないが、徐々にトランプ戦略を好感するのでは?

さてさて、どうなるか。以上は、特に⑤撤回シナリオは当方の妄想極まってるシナリオなので、話半分以下で。

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