若いころピンとこなかった本。30年経った今読み返すと、リアルに理解できることも。

浜口です。

例えば若いころに読んだ本。今一つピンとこなかった。それが、30年経った今読み返すと、あ・・・こういうことだったのかと、リアルに理解できる。そんなことがありますよね。この本も然り。

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この本は、「私の50年の経験」という、林先生が相場をやってきた記録そして生き様、まあ日経新聞で言えば「私の履歴書」のような記載ですが、ここが目玉ですね。

林先生は昭和23年、1948年に株の売買を始めた。戦後まもなくですよね。それからバブルにかけて低位株投資を行い、バブル崩壊以降は新日鉄の空売りを大量に行い、10億円の資産を形成するに至る。

この項も前半部分は、1948年以降の後の経済と市場の動き、戦後の経済復興をよく理解していないと、この部分を読んでも深くは理解できない。実際私は、20代でこの本を読んだけど、理解できていなかった部分が本当に多かった。驚かされます。様々に。

林先生は若いころは、物凄くレバレッジをかけた売買をされていた。で、過去4回でしたっけ。破産した。それにより、資金に余裕を持つ売買の重要性を理解された。そんな事に関する気付きも、当方がこの本を読んだ若いころには、リアルにはできてなかったと思う。

知識だけではないな。自分が年を重ねたことで、物事に対する理解が何かと深まり、見えてくる部分も大きい。そんな風に思わさせられましたね。自分も一応は、成長してるのかな。年を重ねることで。なんてね。思いましたが・・・

昔読んだ本。これ以外にも、読み返してみようかな。新たな気づきがありそう。楽しみだ。

取り留めがなくなりました。この辺で。

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