利上げ後の株安。3度ある事は4度あるのか?

浜口です。一応備忘録として。

6月13〜14日、アメリカではFOMCがあり、利上げが確実視されている。

三菱UFJモルガンスタンレー証券の藤戸さんによれば、ここもと3回のアメリカのFOMC後の利上げでは、いずれもアナウンス後すぐに、株価が下がっている。日本株の場合は以下の感じですね。

①2015年12月14日〜 2月12日、23.8%の下げ
②2016年12月15日〜 1月18日、4%の下げ
③2017年3月16日〜4月17日、7.1%の下げ

ただしそれ以降は、株価はいずれも上昇に転じているが。 ② ③は、トランプラリー渦中の1時的な下げでしたね。

背景には、利上げの期待→それに伴う米長期金利と株価の上昇→利上げ実施→材料出尽くしで長期金利は低下、株価は下落→日本株は金利差縮小に伴う円高、米国株安、それに伴う株安と言う傾向があるようです。

今回はどうか。既に米国長期金利の低下傾向があるので利上げしたからといって金利が下がるとは限らない。したがって株価にも影響はないと言う意見も聞こえては
来るが。

3度ある事は4度あると言う視点からは、日本株は調整圧力にさらされるのかもしれない。ヘッジファンドが仕掛けてくるか否かと言う点がポイントなのかもしれませんね。まあ、一応はこのことを頭に入れておいて良いように思われますので、ご連絡まで。

どうなるか。

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