森金融庁長官の存在感とJ-REIT。

浜口です。

この話題、もう少し早いタイミングでアップできれば良かったな。今、話題の本。週刊ダイヤモンド7/22号ですね。

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表紙には、「史上最強の金融庁長官森信親の死角と次の一手を読み解く」とある。次の一手を読み解けるのかは定かではないが・・現状、何が起こってるのかを知るうえで、一読しておくといいでしょうね。確かに氏の方針は、今後の市場に少なからずインパクトを与えそうです。

それにしても・・・当方、運用業界に居ますが、最近、この人の話題を聞かない日はない。物凄い存在感。市場にも影響を与えてますよね。

ほんの一例ですがJ-REIT。下落してますよね。
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この背景には、J-REIT投信の一部の毎月分配型ファンドは、身の丈以上の分配金を出していて森長官の顰蹙を買っていると伝えられていることがある。
以上から、金融機関は今後この手の投信を販売しない・もしくは解約させる意向、そんなJ-REIT投信の解約が個別リートの売りにつながっていて、一部、思惑的な空売りも加わっているんでしょう。

まあ・・J-REIT、ここもと大幅下げの後急反発してますが、押したところを買えればこのETFでも利回りは4%前後はある。為替リスクがない運用対象として、悪くない水準だと思いますけどね。ご参考まで。

要は森金融庁長官の意向もそうだが、氏の考え方に対する過剰反応も、投資チャンスになり得るということでしょうね。

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