林輝太郎先生の教えが響いた…

浜口です。

このブログを見てくれている方の中で、林輝太郎先生のファンはどのくらいいるんだろうか。若い人の中には知らない人も多いんだろうなぁ。当方は林先生に、相場師としての大事なことを色々と教えてもらったんですけどね。一方的ですが、永遠の師と仰いでいるわけです。

相場のことをよくわかっていないと。林先生の本を読んでも、言葉が抽象的過ぎて良くわからないと感じる人も多いと思う。ところがご子息の林知之さんがやっている林投資研究所ホームページに掲載されていたこの本の14ページ以降、林知之氏による、林輝太郎先生へのインタビューが実にリアルで、参考になった。が参考になった。関心がある方は一読をお勧めします。

林先生は、まずは戦後間もなくの混乱下の日本を詳しく書かれている。戦後を22歳で迎えた林先生の、貴重な当時の貴重な体験談からまずは、この本は始まります。以上に加え、当時の兜町、相場師のことなどについても詳しく書かれている。これは一読の価値、大いにあると思いますよ。。。と、そんな中で林先生の相場の手法について。特に響いたのは、以下の言葉かな。

「俺にとって売買とは、まず試し玉を入れ、動きを見ながら本玉を建てていくと言うもの。」

「だから極端に言ってしまえば、損切りは試し玉の段階で行うことで、本玉を建て始めた後は損切りをする必要がないんだ。それに試し玉から本玉と言う進め方をするだけで、『だめだったら撤退』と言う考え方が黙っていても盛り込まれる。」

そうか。本玉での損切りは無い。損切りは試し玉だけというのが林流という事なんだ。なるほどな・・・

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