浜口です。今週はいろいろあったが・・週末ですね。テツの話を。
紀勢本線経由で三重県の熊野市に行ってきました。日帰りだったけど、なかなか味わい深かったな。写真を。
名古屋始発、待機中の特急「ワイドビュー南紀」。紀勢本線、気動車特急に乗るの久しぶりだな。旅情満点。海側に席を。これから約3時間かけて、熊野市に向かいます。
紀勢本線からの車窓。紀伊長島を過ぎたあたりから見えてきた海。熊野灘。ちょっと逆光気味かな。
熊野市に到着。遅めのランチを。「むかい」というお店で、刺身定食をいただく。魚は全て地のものと。刺身、左2つはぶり、部位が違うところを二ヶ所、食べてみてくださいと。なるほど・・脂ののり方が違うな。あと白身はイシダイ、赤身はマグロ。マグロは紀伊勝浦で上がった天然ものと。う〜む。さすがに旨い。味が濃くて、食感がコリコリしてるな。
熊野市駅を降りて5分ぐらい歩くと、またも熊野灘へ。砂浜。視界が180度広がる。遮るものがない。とっても綺麗。高校生カップル二人が砂浜でちょこんと座り、語り合ってた。羨ましいな・・・。
紀勢本線の踏切から熊野市駅を望む。空の青、山の緑、川に架かる橋を渡り、駅に伸びる鉄路。いい感じだよな。
この日の仕事、地元地銀向け勉強会が終了。帰路、列車の中で食べるため、乗車直前に鰻屋さんでこしらえてもらった、ひつまぶし弁当。ひつまぶしというが、実際には香ばしく焼けたうな重弁当だった。三重県は日本で最も、鰻を食べる県らしいな。さすがに旨し。このお店はなんと、夕方5時には閉まってしまうらしいが・・・当方が「勉強会、5時15分くらいに終わるんです」と話したら、その時間まで店を開けていてくれ、時間に合わせ出来たてのホカホカ弁当を提供してくれた。ちょっと嬉しかったな。
熊野市を訪れるのは10年ぶり位。天気が良くて、海がきれいだった。自然は変わってないが、街が過疎化してるな。駅前も寂れていた。コンビニが昼間でも開店していない。聞けば2年前に廃業したと。
熊野古道は世界遺産として有名。その入り口として熊野市があると思うが、世界遺産の恩恵はあまり受けていない様子。熊野古道へは和歌山県の方から入るルートが一般的なのかな。
山陰の出雲あたりは、出雲大社を中心に町おこしがうまくいき、人々がどんどん訪れてる。熊野市も熊野古道の入り口として活性化ができればいいんだけどな。この綺麗な海を、なんとかうまく、観光資源に活かせたらな。そんな想いが頭をよぎりましたね。
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