株式市場、ようやく「トランプ慣れ」し出した?

浜口です。

昨日のNY株式の展開あたりを見ると。株式市場がようやく「トランプ慣れ」してきたように思うんですね。

彼は、ニュースのヘッドラインでセンセーショナルにふっかけて、「大変なことが起こった」と思わせておいて。でもよくよく見てみると、そんな大したことはない。そんな繰り返しですよね。そんな状況について、市場が慣れてきたんじゃないかな。そんな感じがするんですよね。

例えば先日の、アルミと鉄の関税アップ。仮に完全に実施されたとしても、米国の材輸入に占める両製品割合は、貿易額のわずか2%に過ぎないらしい。また今回、米中それぞれが発動した500億ドルの関税案件も、米中貿易の2%に過ぎないらしい。

昨日のNY株式の寄り付き500ドル安も、おそらくはイマイチ出来の良くない(失礼!)AIのテキスト・ラーニングあたりがヘッドラインに反応した。しかしよくよく報道内容を精査したら大したことはないし、そもそも日中ともこれから時間をかけて交渉すると。そのあたりを生身の人間が判断し織り込んで230ドル高。そんな展開ではないかと。

本件、11月の中間選挙に向けてのアピールの要素が大きいんでしょう。確かに彼を支持している中であまり知性が高くない層(失礼!)はニュースのヘッドラインだけで判断するのかもしれないが、市場はそうではない。

今後、市場はさらに「トランプ慣れ」していくんじゃないでしょうか。そんな風に感じました。

どうなるか。

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