秋の青森・八戸・宮古と旅へ ⑥山田線again

浜口です。市場では。Amazon問題とか。いろいろ言われてるが。キリがないな…と、3連休の最終ですね。秋の青森・八戸・宮古と旅へ ⑤3度目の浄土ヶ浜旅館の続きを。

3泊4日の旅が終わる。帰路に着こう・・・しかしこの帰路が長い。まずは9時25分発JR山田線の盛岡行き快速「リアス」に乗り、盛岡で東北新幹線に乗り換え八戸まで。そこからは青い森鉄道鈍行で4駅、三沢で下車。そこからはリムジンバスで三沢空港15時35分発JAL156便で羽田空港着17時00分。途中、長めの時間の乗り換えが2回、1時間ずつあるとはいえ。9時間強の帰路。
まあ盛岡から東京まで東北新幹線を使えば、こんなに時間はかからないが。今回は青森は三沢空港経由でJALで帰ってみたかった。これがなかなか、素晴らしかったな。

さて
Wikiによれば、山田線(やまだせん)は、岩手県盛岡から同県宮古を経由し同県釜石までを結ぶJR東日本の鉄道路線。盛岡-宮古間は閉伊街道(現国道106号線)沿いを走る山岳区間、宮古-釜石の区間は三陸海岸沿いを走り、気仙沼線・大船渡線・三陸鉄道などとともに「三陸縦貫鉄道」を構成するとのこと。当方は今回は、宮古-盛岡間、2時間強のテツの旅を。楽しみだ。

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JR山田線宮古駅に入線してきた盛岡行き快速「リアス」、二両編成。久しぶりだな。三陸を通る気動車。キハ110。典型的なローカル線。今日の宮古は曇り。天気の好転を期待したいが・・・。

IMG_4268JR山田線の快速「リアス」に座席テーブル付き車両が登場。盛岡駅で弁当の試験販売も実施
初めて見た。テーブル付きのキハ110。これは良いアイデア。テツの旅が楽しくなる。嬉しいな。調べたら、こういう記事が。この車両に当たったということだな。JR山田線の快速「リアス」に座席テーブル付き車両が登場。盛岡駅で弁当の試験販売も実施

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陸中川井〜川内間、閉伊川を望む。天気が少し良くなってきた。きれいだよな。

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同区間の鉄路を、最後尾の窓から。未電化路線特有の架線のない、空を妨げるものがない車窓、いいな。写真のブレは、大目に見てやってくださいね。

しばらくして、分水嶺を超える。区界と松草の間。この区間は川に沿っていない。三陸側に流れていた川の流れが、トンネルを超えたら盛岡側に変わる。そんなドラマティックな展開はないが、分水嶺に向け上り坂で苦しそうだった気動車のエンジンが、峠越えで急に楽になり、スピードを上げてくる。これは感じられた。気動車、これまでの上り坂、お疲れさんだったなぁ。

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上米内。晴れ間が見えて来た。ホームに降りたら、草の香りがしたな。

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しばらくして盛岡に到着。ここからは東北新幹線に乗り換え、八戸まで。山田線と新幹線とでは、デザインもスピード感もまるで違うな。まあ、どちらも愛すべき存在ではあるが。

2011年以降の山田線は、苦難続き。まず2011年3月15日の東日本大震災では、かなりの期間鉄路が寸断され、2015年にも集中豪雨の影響で上米内~川内間が不通になっていた。
山田線 盛岡~宮古間、11月5日から直通運転再開…快速リアスも運行

山田線はまた、岩手出身、かの原敬首相が無理やり引いたいわゆる「我田引鉄」線として有名。う~む。でも、テツの当方としては実に大満足。原敬首相、素晴らしいローカル線を引いてくれましたね。よかよか(笑)次号に続きます。

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