浜口です。
4月8日の日経朝刊に、米国にたまるマグマ、急落の引き金に備えという記事がありましたよね。それを読んで、考えるところを。
このとてもセンセーショナルなタイトルの記事によれば。米国ではVIX指数が急低下している一方、VIX指数先物の売り越し残高が昨秋の米株急落前を超えている。この状況に対し記事はタイトル通り、「米国でたまるマグマ 投資家、(株価)急落の引き金警戒」と、株価が暴落寸前の如くコメントしているように思える。ジャーナリストの視点なのかな。
でもねぇ。投資家の立場からは、「ちょっとどうかなぁ」と思う。VIX指数の低下は、すぐに株価が急落すると言う意味では無いですよね。
「VIX指数が低下⇒当面、上昇相場(適温相場というべきか)⇒金利上昇等、市場でなんらかのリスク要因が発生し急落」こんな流れを想定するのが妥当でしょう。要は、先々はともかく、足元では「VIX指数低下=平和な相場が戻ってきた」との理解が正解でしょう。ねえ?
ただこれは、あくまでVIX指数と株価との関係だけを捉えた場合の話。日本株は今回は、国内の3月期決算発表、5月10日が最多と。で説明した内容を抱えるから、それには一応、注意は必要なんですけどね。
とりとめがなくなりました。この辺で。
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