浜口です。前回の書き込みの補足。
株式市場は、マクロ経済に6ヶ月を中心とする期間先行するといわれています。
となると米国株式の底入れ時期は、景気後退局面の平均期間(10ヶ月)で見ると2009年10-12月期の早い時期、過去最長の期間(16ヶ月)で見ると2009年7-9月期の早い時期が当てはまります。つまり経験則からは、今回の景気後退が過去の平均的な期間で終わる場合、現在が株価のボトム近辺という考え方が成立することになる。
まあ、「今回のサブプライム騒動は、とてもではないが戦後の平均レベルという話ではない」と考える向きが多いのでしょうが・・・
しかし楽観シナリオを考えた場合には、ファンダメンタルズの悪化があまりに急なので、それが市場が大規模政策を催促する形になり、結果的に予想以上の急展開で回復が進むという考え方もできなくもないが、さあ、どうか???
いや、僕は東証一部の某製造メーカに勤務していますが、今の国内&国外の「物の売れなさは異常」です。しかも悪化する一方。これが数年で収まるとは思えません。派遣切りも本格化しています。今までは社員を派遣・バイトで代替していましが、その派遣・バイトも不要になっています。