みなさん、夕凪さん、こんちは。浜口です。
夕凪さんが 年金基金(GPIF)の買いタイミングの中で以下のことを書かれていますよね。
『信託銀行の買いがいつまで続くかですが、「マイナス分はGPIFの積立金を取り崩して対応しなければならない」「来年度から公的年金は売り主体となる」ということで、今年の3月までのようです。』
夕凪さん、当方、この「来年度公的年金が売り主体になる」点について「???」であることを、エンジュクの忘年会でお話させていただきましたよね。この点について、念のためかつての同僚で現役公的年金FMの話を聞いてきましたのでご報告します。要旨は以下のとおり、結論はやはり「???」でした。
1.来年以降の公的年金の配分はまだ決まっていないし、仮に決まっていてもそれを事前に業界紙に話すことはあり得ない(本件は緘口令が敷かれている)。
2.「来年度から公的年金は売り主体となる」というのは、「相場が上がってくると売り主体となる。相場が下がったら逆に時価ベースの比率を維持するため、買い主体となる」ということに関し、相場が上がった場合のケースのことが取り上げられているのでは?
3.今年、GPIFはリーマンショック以降、割安感から日本株の組み入れを確かに増やしている。相場下落で株価が割安になったことが背景だが、これを株価が上昇しないうちに「売り主体」となる(=アセットアロケーションで株を減らす)状況は考えづらい
4.年金は公的でも私的でも定期的に資金流入があるので、アセットアロケーションの修正がなければ自動的に2009年もわずかな買い越しになる可能性が高い。
**この記事については、業界紙の推定ベースで記事が書かれている部分がある気がしてならないとの判断です。ご参考まで。悪しからず。
結局のところ、信託は相場が上がれば売り越し、横ばいもしくは下がれば買い越しになる可能性が高いと考えます。
こんばんは。
401Kプランに加入していますが、酷い運用でみな株から預金や国債に逃げています。相当の売り圧力がこれからくると思います。意外なのが、ゴールドを買う人が増えていることです。企業年金は相当の売り圧力が来ると思います。
そりゃ素人さんは自分の年金が 30%とか減ってたらパニックになりますよね?
こんばんは。
>「来年度から公的年金は売り主体となる」
夕凪さんの記事を読んだとき、団塊の世代のリタイアで、年金がネットで流出過多になるのは、しごくまっとうな流れだからなぁ、などと首肯してましたが、そういう文脈なのではないですか?