浜口です。株式市場の潮目が変わったと考えます。相場は底打ちした可能性が高く、当面はまだ不安定でしょうが、徐々に底値圏から脱出する動きになっていると考えます。
そう考える理由ですが、前回書きました景気底打ちの可能性とともに、市場が悪材料に反応しづらくなっていることがあります。一例ですが:
3月31日、GM新トップのヘンダーソン社長はいきなり、GMが連邦破産法11条適用申請を視野に入れていることに言及しました。が、このネガティブインパクトによる市場株価下落は2日で終了、4月3日には日米とも、ここもとの高値をクリヤーしている。この点を重視します。
景気敏感の大型株が戻りを先導するのかな?
いつも貴重な情報をありがとうございます。
貸借倍率の1倍割れで
(1)アメリカ市場での株価が底堅い
(2)ドル円相場で1ドル100円にタッチする
(3)誰も想定していなかった危機ミサイルが落ちてこない(テロとか大地震とか、原発事故など。GM破綻や金融機関破綻は、すでに皆が知っていることなので危険ミサイルとは考えていません^^;)
という条件がそろえば日本の株式市場でも信用売り残の大きな大型株(輸出関連と金融株など)で踏み上げ相場が起きると皮算用していました。(1)と(2)の条件が整ったので、踏み上げロケットは第3段目のロケットに無事点火できそうな気配です。
(3)だけはいつ起こるか分かりませんが(苦笑)
大型株で儲けた資金が、蚊帳の外だった中小型株にも降り注いできて、特に出来高の小さなテーマ株は踏み上げ相場の後に大きく値上がりして、日本株全体の底離れが進んでいくと、大いに期待したいと思っております^^;