ユーロについて、EUは放置するんじゃないかな?

浜口です。足元のユーロ安自体が、将来のユーロ高要因?でも少し書きましたが、ユーロについては当面は自然体、EUは放置するんじゃないかな?・・・この考え方で概ね良いのかなとの想いを強くしております。欧州にとっても、それで問題ないと思う。

EU諸国の債券の暴落・紙切れ化さえ防げれば、ユーロ圏でも経済規模が大きいドイツ・フランス・イタリアにとっては、ユーロが安いほうが「稼げる」じゃないですか?ユーロ安大歓迎だって、欧州の輸出業界は。

欧州はユーロを高くしようとか、防衛しようとか、そういう事を行うモチベーションはもう低いんでしょう。ただでさえここもと、ユーロは自然体で下げ渋ってるようだし。そのうち、ドイツ・フランス・イタリア輸出増⇒景気回復⇒金利高でユーロ高に転じてくると思う。時間はかかりそうだが。

5月前半まではEUでは、国債・ユーロともなんとかしなければならないとのムードがあった。が、ここもとIMFとともに7500億ユーロの基金を設立し問題国の国債を買い介入、一定の成果を挙げた。残るユーロは当面自然体でOKという判断になりつつあると思う。株式市場も、このシナリオをだんだんと織り込みつつあると思うんだけどな?どうでしょ?

Comments

  1. こんにちは。
    アメリカはすでに紙幣の無限印刷ですべての不良資産の買取を行っていますが、同じことをEUも実施することが確認されました。今後は世界中での紙幣無限印刷で危機は回避されると思います。だから株と商品、特にゴールドは堅調でしょう。一番やばいのは現金、そして超バブル状態の国債でしょうね。ゴールドは5年で10倍になるでしょうね。アフリカでももう取れなくなってきてますから。

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