景気・株式はV字型回復⇒巡航速度か?

浜口です。

景気・株式市場の2番底を言う人がいますが、現状ではそうなるとは思われない。世界の景気・株式市場はこれまで、リーマンショック後の急落以降、V字型回復をしてきた。それが今後は、巡航速度に落ち着くのかなと、これをメインシナリオと考えます。

米国経済は、2009年1-3月期が大底、その後V字型急回復をしたが、車の支援とか住宅減税の打ち切りなどで巡航速度に落ち着く。リスクは欧州・・・・こんなイメージ。GDP成長率2~3%かな。当面は。

株価は、NYダウは2008年に大きく下落した後70%近く上昇。リーマンショック前の水準近くを一時回復したあと、もたついている。

一方で日経平均はというと、リーマンショック前の水準が12000円前後だが、7000円まで下落し戻りのピークは11000円ぐらい。その後もたついている。ここまでは、パフォーマンスがNY株に劣後している。

V字型回復⇒巡航速度の場合、株式市場は経験則では、全面高⇒個別銘柄・特定業種選別の展開となる。当面はオーソドックスに、海外、特にアジアの市場の成長を取り込むことが出来る銘柄に期待したいところか。

Comments

  1. 石川臨太郎 says:

    親の介護のために忙しいドンパチ投資を行う余流が無かったために、相場を気にしなくても済むような資産価値の高い企業へ資金を移していたのが幸いで、6月以降の株価の大きな反落の影響は受けましたが、何とか無事に子供としての勤めを果たすことができました。
     今後東京に出かけるとき、浜口さんが県外に出張に出ておられなければ、お目にかかって相場談義でもさせていただけるとうれしいです。
     日本ではバリュー投資家が壊滅状態になっているような状況ですが、実際の運用成績で考えると農耕民族型の忙しくない株式投資は充分機能して資産保全に役に立ていると考えております。

石川臨太郎 にコメントする コメントをキャンセル

*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)