TPP。実に、わかりづらいですな。

浜口です。
10日までに、野田総理が方向性を決定するという、TPP。実に、わかりづらいですな。現状、概ねイメージできることは、下記あたりかと。
・TPPの効果については、政府が様々に、試算をしている。しかし、内閣府、農林水産省、経産省の各官庁の試算前提条件は、バラバラ。数字だけが、一人歩き。これが賛成派と反対派の、かみ合わない議論の、諸悪の根源と。
一例ですが、内閣府の試算は、今後10年間で、実質GDPで2兆4000億円~3兆2000円億円のプラス効果。一方で経産省は逆で、実質GDPでマイナス10兆5000億円減との試算。このように議論の前提が違っている上、国民にとって、TPP参加のメリット・デメリットが実に、わかりづらいと。
・TPP反対派は、TPPそのものより、構造改革や競争主義に反対している色彩が強いと。これは当方も、同感ですな。
以上3点は、週間ダイヤモンド11月12日号、「根拠なき反対派VS戦略なき賛成派、TPP狂騒曲」の意見です。
・さて一方で日経は、賛成派の立場。11月8日朝刊でも明確に、「TPP 日本に利点多く」との記事。また今週の日経ビジネスの特集は、「TPP亡国論のウソ」と。これはふり~ぱぱさんも、コメントされてましたね。当方は、こちらよりかな。
・TPPへの交渉が見送りになった場合、外人投資家の日本への評価は、ネガティブなものに、なりそう。
取り留めがなくなりましたが・・・さあ、どうなるか?

Comments

  1. いつも楽しく拝見させていただいております。
    TPPについては、大手メディアは反対派についてはイメージで語っていますが、ネットでの議論は全く逆で、賛成派がその根拠を出せていない状況です。
    http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/page-2.html#main
    ↑こちらのブログなどはご存知でしょうか?

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