この年になって身に沁みた、故林輝太郎氏の著作『株式成功の基礎』。

浜口です。

GWの読書。若いころピンとこなかった本。30年経った今読み返すと、リアルに理解できることも。でも紹介した、故林輝太郎氏の著作「10億円儲けた人たち『株式成功の基礎』」を読み返しているところなんですが・・・この続きを。当方はこの本に自筆で、こんなメモを書いていた。

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「→P36まで読む必要なし」と。ところがいま、この本のP36にかけてを読み返してみると、いかに大事なことが書いてあるか。そのことに気付いて、驚かされた。う~む。自分を恥じる次第だが・・・前向きに受け留めれば、それだけ自分が株式運用において、進歩できたということなんだろか。まあトシを重ねた結果、同じ本を読んでも、今だからできる気付きもあるということですね。

ちなみに、この本のP36前後にかけて書いてあることを、以下にざっと書いておきます。今は、身に沁みて実感出来ることばかり。ご関心ある方は、ご一読をおススメします。以下だけではなく、この本一冊を。

・一年間のグラフを見て、どこが取れるか考えてみるとよい。いくらうぬぼれが強い人でも、取れるのは2~3回ということがわかる。
・相場の恐ろしいところは、いつも儲かる気がすることである。
・グラフを見ていると、「こういう時なら利益を上げられる」、あるいは「こんな動きの時に玉を持っていてもつまらない、精神的負担が大きいのに利益にならない」ということもわかってくる。
最大の収穫は、「売買してはいけないとき」「利益を上げられるとき」も、おぼろげながらわかってくること。
・蓄財というカネの増え方は、右肩上がりの一直線ではなく、階段みたいな増え方なのである。
・「あらゆる分析の確率は1/2を超えない」という考えを土台に 「満玉張らない」「損切出来る」「分割売買をする」が出来れば、成功は約束される。そしてそのようにした得られた利益は、「静かな利益」なのだ。

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