浜口です。週末ですね。トヨタ博物館で書いた、この博物館を再訪する機会が。
前回訪れたのが2009年だから、7年ぶりになるのかな。やはり感動的だった。トヨタ博物館は、自動車博物館。トヨタの車の展示が多いが、なかなかどうして、それ以外のメーカー、外車についても展示、かなり豊富なんですね。さすがにトヨタの懐の深さというべきか、日本一の自動車メーカーの自負を感じましたね。写真を。
名古屋駅から地下鉄東山線に乗って藤が丘へ。そこからリニモで芸大通り駅下車、徒歩5分でトヨタ博物館に。これはそのリニアモーターカーの写真。低速運行ですが・・・揺れがほとんどないのに、驚いたな。
トヨタだけでなく、海外の車も含め様々な展示がしてあるが、この博物館の真骨頂は、50年代から70年代にかけての国産車。さてさて、眺めてみることにしましょう。
エスカレーターを上がっていくと、上品な美女が「いらっしゃいませ」と。で、1955年のトヨペットクラウン観音開きについて説明してくれた。当方が、失礼ですが・・・あなたは、トヨタ・プリティですか?と尋ねると、そうではないと。そうか・・・でも、このおもてなしは、嬉しかったな。もちろん、トヨペットクラウン観音開きも、興味深かった。
なんといっても・・目玉はこれ。1968年のトヨタ2000GT…カッコ良過ぎて…目頭が熱くなってきた。中学生の頃かな。トヨタ2000GTのプラモデル作ったし、街でもたま~にみかけてた。当時のライバル、フェアレディ100台につき、1台くらいかな。昔から、希少価値がある車だったな・・と、調べてみたら、トヨタ2000 GTは、1967年から70年にかけて国内生産された台数は、たったの218台らしい。
トヨタ2000GTの内装!美し過ぎる…ムード最高だよな。本当は展示車両、ドア開けるの禁止なんだが・・・当方は一も二もなくその禁を破り、ドアアンドルに手をかけた。鍵はかかっておらず、ドアはすぐに開いて、車内の写真を撮ることに成功。ドアの音はカシャっと、意外にも軽かったのが印象的だったな。
ちなみにこのインパネとステアリング、現在の車によくある木目調ではなく、本物の木が使われてる。前期型はウォールナット、後期型はローズウッド製と。ヤマハ(日本楽器)の木工技術、楽器の材料となる良質木材が使われていると。う~む。文句なしに凄いよな・・
1965年のトヨタS800。ニックネームはヨタ8。これもカッコよかったな。愛苦しい。
トヨタ車以外も。1963年のダットサンフェアレディ1500。3人掛け。後部座席は横に座るスタイルになってる。話に聞いたことはあるが、実際に見るの初めて。そうか。こんな仕組みなんだ・・・これで3人でドライブしたら、楽しそうだな。
外車では1955年のメルセデスベンツ 300SLクーペ ガルウィング。物凄く目立つ。とてもカッコ良いが・・・内装は意外にシンプルだな。
なんと・・・写真にある通り、トヨタ2000GTとダットサンフェアレディ1500は、日々点検整備を行っていると。で、特別プログラムで、走行テストを行う日があると。そうか。これは貴重だが・・本日は行いませんと。残念・・・
ここに掲載した以外には、国産車であれば日産プリンススカイライン2000GTB,イスズ117クーペ,イスズベレット1600GT,三菱ギャランGTO MR マツダコスモスポーツ、日産シルビア初代・・・などの展示があった。さすが、トヨタのコレクション、気合が入ってるなとあらためて思った。実にノスタルジック。現在50から60歳代の車のファンが訪れたら、たまらないでしょうね。大感動必至。名古屋を訪れる機会があるようなら、立ち寄りをおススめします。
前回訪れたときと異なるのは、車のドアを開けて乗ることがほぼ不可能な展示方法になっていたこと。まあこれは・・・仕方がないところでしょうね。残念だが・・・唯一触れることができたのは、唯一、トヨタ2000GTだけでしたね。でもこれは本来は禁止行為なので・・・みなさんは、触らないようにね。
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