英ポンドのリターンリバーサル狙い・・・

浜口です。昨日の日経朝刊から。

英のEU離脱、議会の承認必要 裁判所が判決って、本当か?

この方向だと、これまでの経緯。つまり国民投票が、離脱派のリーダーだった現在外相のボリス・ジョンソンがなんやかんやと相当に煽ったことによりわずかな差で決まったことを考えれば、イギリスのEU離脱は白紙になる可能性は、相当に高いのではないだろうか?

う~む。ポンドは確か31年ぶりの安値というが、当方には下げ止まっているようにも見える。これ、取れるんじゃないかな。そう考え、実にらしくなく・・・モグリの外貨投資家に変身。ポンドの普通預金をしてみました。要は株式投資で言うところの、リターンリバーサル狙いですね。どうなるか。

現在は試し玉程度ですが、うまく相場に乗れそうなら、玉を増していこうかな。仮にもしもイギリスのEU離脱がなくても、ポンド、ここまで下がれば、下値は限定的と考えるが・・・どうなんだろな。

日本株、アノマリーからは11月は買い?

浜口です。

先ほどニュースモーニングサテライトで、大和証券の木内ストラテジストが、日本株の年前半高アノマリーについて、興味深い分析をされてましたね。

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図は1949年、つまり戦後の東京証券取引所での取引再開後の日経平均の5月~11月にかけて、および11月~5月にかけての騰落値差し引きの累計。
これを見ると1980年後半から、年前半高のアノマリーが出てきている状況がわかります。1980年後半といえば、特金・ファントラや年金運用などの機関投資家が日本株運用を活発化してきた時期。彼らの投資行動が、アノマリー発生に大きな影響を与えていると推定されますよね。

まあいずれにしろ、11月~5月にかけての日本株高アノマリーに時期を迎えます。今年は2月にかけて安値をつけるなど、アノマリーは不発でしたが、今年はどうか。楽しみではあるが。

悪くない・・・「借金王」の身分。国策が味方してくれてる。

浜口です。今日は日本株市場はお休み。取り留めない与太話を。

私事で恐縮ですが、 少し前に本宅を引越し、都内に構えました。借り入れを行い支払いました。

借り入れをしなくても支払うだけの資産はあるが、10年固定の住宅ローン金利はなんと0.5%!対し、1%の住宅購入優遇税制があるわけだから、借り入れを返済するのは損。借り入れを継続していると差分の0.5%が懐に入る。 10年間。こういうのを「借金王」と言うのかな?(笑)。

優遇税制の上限は確か4000万円。当方はそれを上回る借金王。10年後も上限を上回る借金王の地位が健在だとすると、10年間の受け取りは・・・悪くないな。

なんだか…借金しても、それを上回るメリットを国がくれて、さらに返済していないそのお金で株を買うと、株式の配当も入ってくる。インカムゲインの二階建て?いい時代になったもんだなぁとしみじみ思いましたね。優遇税制とマイナス金利に伴う住宅ローンの金利低下。日本の国策、様々だって。

まぁ当方、株式はあくまでキャピタルゲインを狙う。だからポジションを減らしている局面も多く、インカムゲインはおマケにすぎない。しかし日本株の年前半高アノマリーをそこそこ信じているので、3月末には株式を保有していることが多く、結果、インカムゲインもそこそこ入ってくる年が多い。その配当もまた株主還元の促進政策で、増加傾向にある。配当の入金があると、それをしみじみ実感しますね。なんだか・・悪くないな。

となると今後ですが…この借金王のやり方が徐々に浸透して、株式市場、特に好配当株にお金が入ってくる。そんな展開になるんじゃないかな。構造的に。これはポジショントークだが。

一方で懸念材料は、日本の人口減少問題。今後、団塊の世代が亡くなりだすことが懸念されだすと、株式にとってはよろしくない。この辺の加減が難しいところだな。

本件、当方もちろん、かなりリスクとってること、承知してますよ。でもね、投資家の人生って・・管理可能な範囲で、ファイナンスのリスクを最大限取る。勝算が高いリスクは取るに値する。だからそのシナリオに乗る。時来たりて、粛々と実践する。ここがポイントだと思うんだよな。そのためにこれまでいろいろライフワークとして、学習・経験してきたんだもんな。そういうことだと思うな。

国策には、乗れって。文化の日に、そんな思いが頭をよぎった。とりとめがなくなりましたこの辺で。

宇和島・八幡浜へ出張①まずは松山全日空ホテルへ前泊

浜口です。株式市場、方向感が出そうに見えて出ない。日銀は久々にETFを700億円超買い越し、3日連続でやってるようだが・・・下がるときは下がりますね。まあそのうち、悪くない方向に向かうのでしょう。今日は疲れた。久々にテツの話を。

四国の地銀での講演会のため、愛媛県は南西の果て、宇和島・八幡浜と行ってきました。天気が良くなかったのは残念だったが、なかなか得難いものがあったな。写真を。

まずは宇和島で講演会。ここは大阪からでもなかなかに遠い。前日夕方に松山入りして、翌日午前中に予讃線で宇和島に向かうことに。
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仕事を早めに切り上げ、大阪伊丹空港のJALラウンジでくつろぐ。右はビール、左はトマトジュースに青汁を混ぜたもの。こんな、ちょっと不思議な色合いになる。青汁だけだと不味くて飲めないが、トマトジュースを半分入れると、かなり飲みやすくなる。最近の当方の、お気に入り健康ドリンク。しかし・・・これを飲むことで、本当に野菜をとったことになるのだろうか。そこのところはよくわからないが・・・

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伊丹ー松山便の、JALのCAさん。にこやかな方でしたね。

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松山全日空ホテルに宿泊。このホテル、全体の部屋のムードは本館のほうが当方の好みだが、この日はイメージした価格の部屋が満室。やむなく別館のコーナーダブルを予約。

まあ写真の通りだが・・・角部屋を上手く利用して、普通のダブルルームよりもかなり広い造りになってる。居心地、なかなかよかったな。この日は地元の居酒屋に行った後、コンビニでワインを買ってきて、ホテルにワイングラスを持ってきてもらって、部屋で一人飲み。そのまま行き倒れるように寝てしまいました。まあ、こういう日があっても、いいよな。

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ホテルのビュフェ朝食。ここは当方の松山の定宿。朝食のレベルが高いことは既に分かっている。何が用意されているかも、概ねわかる。この日も期待通りだった。
左のオムレツは、その都度、目の前で焼いてくれる。真ん中は鯛の荒炊き。右は鯛ご飯。愛媛といえばオレンジジュース。お約束。これを平らげた後、さらにいろいろとお代り。超満腹に。で、昼食は抜き。まあ想定された流れですね。

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今日は朝がゆっくり。宇和島に向かうが・・・松山発10時の特急「宇和海」に乗ればよい。昨日使うことがなかったウエルカムドリンク券があったので、ホテルのコーヒーショップでまったり。お店の女性もにこやか。悪くないな…でも外は大雨。まあ、仕方ないか。

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松山駅にて。特急「宇和海」。これに乗って終点の宇和島へ。天気が悪いので、景色は期待できないが・・・宇和島・八幡浜と泊まる出張は、今回が初めて。楽しみだ。さてさて、行って来ることにします。次回へ続きます。

 

市場には意外に悪くない?トランプ氏の政策

浜口です。

トランプ氏が唱えている政策のうち、ヒラリー女史と顕著に違う、もしくは真逆なのは、概ね以下の部分でしょうか。

①公共投資・インフラ投資を積極的に実施(’60年代、アイゼンハワー時代に建築したフリーウエイの補強・再構築など)
②オバマケアは廃止
③所得税と法人税は減税、相続税は廃止
④金融規制は緩和へ(一方でヒラリー女史は規制強化なので、ここは対照的)
⑤移民に排他的。メキシコ国境への壁を建設!!

以上について、①~④は「こりゃ、いかがなものか?」との良識派の意見が聞こえてきそうですが、数年を目途にすれば、とても景気刺激的というか、マーケット・フレンドリーなシナリオですよね。

一方で⑤はどうみても言語道断なのでしょうが・・・仮にですよ。投票日間際に、⑤は「撤回する、もしくは当面行わない」と発言すれば、メール問題で支持率が落ちているヒラリー女史を尻目に、票は一気にトランプ氏に。「減税万歳!!」の掛け声とともに、非良識派大衆の票が集まり、トランプ大統領が実現するシナリオ。当方にわかに、そんな気もしてきました。もし当方がトランプ氏なら、大統領になるため、そんな戦略を取ると思うけどな。

この場合市場は一時的にショック安があるかもしれないが、徐々にトランプ戦略を好感するのでは?

さてさて、どうなるか。以上は、特に⑤撤回シナリオは当方の妄想極まってるシナリオなので、話半分以下で。